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キクティー流「かっこいい背中を作る最強トレーニング」

こんにちは、キクティーです!


今回は「逆三角形を作るトレーニング」ということで話していきます。


キクティー流なので、とにかく「やってることベース」で書いていこうと思います。

ただ考えてもいるので、思考課程も一緒に書きます。あと理論も最初に話しときますね。

実践してないのもありますが。。。笑


1. 広背筋の解剖学

まずは広背筋の基礎解剖から見ていきましょう。

基礎は大事です。

広背筋の起始は

「第6胸椎〜第5腰椎の棘突起、仙骨稜、腸骨稜後方」

で、停止は

「上腕骨小結節稜」

です。大きく上部と下部に分かれており、上部・下部線維ともに肩関節の内転で一番強く働きます。

この広い起始から集まった筋線維は、上腕骨の小結節稜に向かって「収束していく形」となっています。

この構造によって、広背筋は背中全体から力を集めて上腕を動かすことができるんです。

なので何度も言ってるのですが、体幹筋なんですよね。広背筋は。

肩の筋肉ではなく、体幹の筋という認識に変えていきましょう。


2. 広背筋の詳細な機能

主な作用としては以下の4つがあります:


・肩関節の伸展
・肩関節の内転
・肩関節の水平伸展
・肩関節の内旋


これは教科書的です。しかし、実際の機能はもっと複雑です。

上部線維と下部線維で働きが少し異なりますし、肩関節の位置によっても作用が変化します。

先ほど言った通り、体幹の筋肉なので「体幹の側屈や回旋でも働く」という特徴があります。

体を横に倒すことで広背筋の付着部同士が近づき、収縮するんです。

さらにいうと一側収縮にて体幹の回旋、両側収縮にて体幹の伸展に働きます。

もはや体幹動かした方が広背筋は鍛えられやすいのではないかと思ってしまいますね。

というかたぶんそう。

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