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トレーナー必見「膝が痛む原因は膝には無い」

「歩く時や立ち座りの際に膝が痛い...」

という訴えをされる方は多い

原因は様々だが「膝自体に問題が無い」ことが多い

どういうことなのか?



前提

膝の痛みとは言っても

「半月板、膝蓋下脂肪帯、前十字靭帯」

など色々な組織があり、痛みが出ている原因も様々。

原因を特定するにはMRIやレントゲンを撮らないとわからない

もしくは簡易的だが整形外科的テストを行なうなどして把握する必要がある

よって割愛するが、シンプルにこう考えてほしい

↓↓↓


膝が痛むのは、膝に負担がかかっているから

膝に負担がかかるということは、膝が頑張って制御しているということ

例えばスクワットを膝だけで行ってみてほしい

膝が前に出て、ものすごい負担が加わるのが体感でわかると思う

逆に上半身を前に倒し、膝を曲げる動きを減らしてスクワットをすれば、膝の負担は減る

私は前院で全国レベルのアスリートのリハビリを担当しており、中には前十字靭帯を断裂した子も多かった

前十字靭帯は例えばジャンプしてから片足で着地し、膝が内側に入った時などに切れやすい

これは一番前十字靭帯に負担が加わるポジションだ

防ぐにはニーインしないような動作学習や筋力・可動域強化をすべきである

お尻を後ろに引き、膝がまっすぐのまま着地できたら切れづらい

このようなことからつまるところ、なぜ膝に負担がかかるのか?

それは・・・


他の関節の動きが悪いから

これが痛む元凶である

再度スクワットの動きで例えると

「股関節・膝・足首」

この3つが曲がることで動作が遂行される

しかし股関節や足首が動かない場合、膝だけ前に出て痛めやすくなる

つまり股関節や足首の動きを改善したり動かすことができる練習をすべきだ

これはどの動作や関節でも使える考え方である

デッドリフトで股関節の動きが悪かったらどうなるか?

腰が曲がり腰への負担が増える

腰が曲がるのが完全に悪というわけではないが、代償は出やすい


もし運動指導する際に、痛みがあると言われた時は

「前後の関節」

こいつらがしっかりと動いているかどうか診よう


例えば先ほどのスクワットで膝が痛いケースを例に出すと、股関節と足首を見るべきだ

これらが動いてなければ代償が生じやすく、膝も痛めやすくなる

全体的に見ると「肩が痛い原因が股関節にある」こういったことも考えられる

全部をしっかり見ろと言う専門家もいる

しかし最初から全体を見るのは至難の業だ

なかなかできない

だから前後だけでOKだ

この考え方を頭にぶち込んどいてくれ


ってことで今日の授業終わり

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