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トレーナー必見「横隔膜の解剖学や働き」

呼吸に関わる横隔膜の基礎知識からトレーニングの部分まで解説

運動指導者必見の内容


横隔膜の基礎解剖

横隔膜は肋骨の内側に存在していて、ドームのような形をしている

胸骨の先にある

「剣状突起、第7〜第12肋骨の内側全体」

にベターッとついている

また腰椎の前面の方にもついており

・右側の足=第3腰椎まで
・左側の足=第2腰椎まで

まである、心臓の関係で右の方がちょい高い

そして息を吸う時に下がり、吐く時に上がる


横隔膜の機能

では具体的にどういう働きがあるのかと言うと、結論

「呼吸に一番関わる筋肉」

呼吸は「安静呼吸」と「努力呼吸」がある

呼吸をする時は何も考えずにしているが、この時の呼吸を「安静呼吸」と呼び

逆に頑張って息を吸ったり吐いたりすることを「努力呼吸」と呼ぶ

このうち横隔膜は安静呼吸(吸気)に関わっている
※厳密に言えば努力吸気にも関わってはいますが

先程話した通り横隔膜はドーム状にくっついており

息を吸うときにドームの屋根の部分がぐーっと下に下がり、吐くときに上に引き上げられる


横隔膜が引き起こす体の不調

では横隔膜の働きが悪いと何が問題になるのか?

結論

「横隔膜以外の筋肉が緊張してしまうこと」

横隔膜以外の筋肉を使い、頑張って呼吸をするようになる

これが非常に問題

例えば頑張って息を吸うとき(努力吸気時)に働くのは

・大胸筋
・小胸筋
・胸鎖乳突筋
・斜角筋
・僧帽筋


このあたり

これらは努力吸気で主に働く筋肉だが、横隔膜の機能が低下してるとこれらの筋が代償的に働いてしまう

呼吸は一日中ず〜と行うため、これらの筋がずーっと頑張って働くことになる

その結果筋肉の緊張が上がって、肩こりなどの体に良くない状態になりやすい

だから横隔膜の機能をしっかり獲得してあげるということはめっちゃ大事

パッとでいいのでお客さんの様子を観察して、肩で呼吸してる様子があったら

横隔膜の機能を上げていくようなアプローチをすることで不調が取れやすい


横隔膜の働きをよくする時のコツ

では横隔膜の働きを改善するにはどうしたらいいのか?

結論

「アライメントを整えた状態で呼吸の運動をすること」

でよくなりやすい

例えば反り腰になってる人は、横隔膜が上がりにくくなっている

だから横隔膜が上がれるように息を吐ききる練習が大事になる

あとアライメントを意識して背中を丸めたまま行うことも大事

詳しい改善方法はトレーナー講座に動画載せてあるので、受講者さんは再度見といてください


ってことで今日の授業終わり。

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