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トレーナー必見「ストレッチの落とし穴」

ストレッチは正しくできないと効率が落ちてしまい、さらに怪我を助長させる可能性も否めない

そこでストレッチのやり方OK例とNG例について解説していく

悪い例を挙げると、結論


起始・停止のどちらかを固定できていない

大胸筋で例えると、起始側である肋骨を思いっきり開いてしまい、結果、伸びないパターン

ゴムをイメージしていただければわかりやすい

片方引っ張る時にもう片方がついてきたら永遠に伸びない、片方は必ず固定する必要がある

ただストレッチ自体の落とし穴もあるので、それは最後に話す

逆にOK例は、、、


シンプルに筋肉の起始と停止を遠ざけること

大胸筋なら上腕骨の前面と肋骨についているので、両端を遠ざければ最大限ストレッチできる

これだけでも効率良いストレッチが実現できますね

大胸筋なら肋骨を閉じやすいポジションで行えばストレッチがかかりやすい

ベンチ台などに腕を乗せ股関節を屈曲し腰椎が屈曲すれば、肋骨も勝手に閉じたポジションになる

そこから胸を床に近づけるようしていくと大胸筋が効率よくストレッチされる

んで最後、ストレッチ自体の落とし穴が、、、


ウォーミングアップで筋肉を伸ばしても筋線維は伸びない

ということ

痛気持ち良い強さでストレッチをすると、その痛みに慣れた結果可動域が広がる

一時的な可動域の変化は筋肉が伸びたわけではなく「痛みに慣れた」だけ

筋線維自体を伸ばすには、数ヶ月単位でストレッチを継続する必要がある

ここを理解して、根気よく続けてもらうように指導しましょう


ってかウォーミングアップで静的ストレッチやったほうがいいの?

あとよく聞かれるのがウォーミングアップで静的ストレッチはやらないほうがいいですか?

ということ。

結構前から静的ストレッチではなく動的ストレッチをやりましょう、と言われている

ただ私は静的ストレッチをやっていいと思う

やってはいけない理由として筋出力が落ちるから、というものがあるが30秒ぐらいやる分には問題ない

この辺はエビデンスもある

静的ストレッチはなにがいいかというと、単一の筋肉をじっくりと伸ばせることだ

例えば股関節の曲げが硬い人に対し、動的ストレッチのようなことをやるより、静的に梨状筋単体を狙ったストレッチをやった方が

可動域が向上しやすい(経験則)。

あと一般のお客様の場合、筋肉を意識しやすいというのもいい点だ

ここ伸びてる〜というのがわかるので、そこの筋肉を意識してもらいやすい

だから個人的には静的はやってもいいと思っている

ぜひ1つ参考にしてくれ


ってことで今日の授業終わり。

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