銀杏 2020/03/13

森。全て銀杏の木。紅葉しきっていて、どこを向いても黄色。銀杏の木はどれも大木で、てっぺんが見えない。
広場のようにぽっかり空間ができている場所にいる。繁っている銀杏の葉ごしに太陽が差し込む。空からは途切れることなく銀杏の葉が降ってくる。足元も一面黄色。
目の前降ってきた葉をキャッチする。顔よりも大きい。これに願い事を書いて飾ろうと思う。
地面に目をやると何か書いてある葉が落ちている。拾う。なにやら数列のようなものが書いてある。内容はさっぱりわからないが筆跡は自分。去年書いたものかな、と思う。