共感性で差別化するとは
共感性の高い人は人の気持ちがよくわかります。
五感で感じるとも言います。
どこの国でも持ち合わせている人が多い資質です。
人の気持ちがわかるので、商談に同行してもらうと相手が信用できる人なのか見抜いてくれるとか。
逆に人の気持ちがわかりすぎて、嫌な気分に共鳴してしまい抜け出せなくて不本意な気持ちに陥ってしまいがちです。
でも人と接することでエネルギーがわきます。
人に接して一緒に笑ったりすることが何よりも好き。感情を出したいんです。
だから「ストレス解消におしゃべりしましょう」というアドバイスは共感性さんのためにあるんだなと思っています。(私は1人の時間を確保する方がエネルギーが出ます)(内省)
人に接することでエネルギーがわく共感性さんは
何をするときでもリアルで人に会うことがあるようにするのも
エネルギーを確保するコツ。
お仕事でも人に接するお仕事の方がいいし、
学ぶときや習う時もリアルで人に接する方が楽しい。
ところが、気持ちを一番大事にする共感性さん、
全ての物事を気持ちで判断します。
なので
嫌な気分にしてくる人とは距離を置きたい。
それを当たり前と思っていませんか?
それは共感性の長所を使っているのではなく、
過去の体験からきています。
目の前にいる人の気持ちを感じ取る共感性さんは、嫌な気持ちを必要以上に受け取ってしまうことを恐れて、嫌だなと感じた人の気持ちを正しく感じ取る前に遠ざけがちになることがあります。
それは危険を回避しているはずではありますが、強みづかいでしょうか?
共感性さんの強みは人の気持ちが自分の気持ちのようにわかることです。
それは同時に弱みになりやすいです。
「人の気持ちがわかりすぎて、いやな気持ちもブロックできずに引きずられてしまう」
でもそれより、「気持ちで判断することが一番正しいって思っていてそれだけを信じ、そうじゃない人のことを嫌だ」と思うと思っているパターンがあるような気がしています。
実際共感性上位の方は「勘違いもよくある」とおっしゃることがあります。上位に持っているとより多彩な使い方ができている場合があるのです。
なので、以来、せっかくの才能なのだから「気持ちがわかる人のタイプを限定」するのは弱み使いの一種なのでは?と思うようになりました。機会損失とでもいいますか。。
共感性さんの才能が極められていることとは「気持ちのわかりにくい人」の気持ちも捉えられることなのではないかな?と思うのです。
それができている方にもよくお会いするからです。
そういう方は「ちゃんと確認する」と言っています。
怒っているのかな?と思ったときに質問して確認するのです。
順位が高い人の方ができていることが多いので、やっぱり共感性さんの最高峰はここ。
一見気難しい人の気持ちをわかってあげることができてほぐすしてあげることができるのです。
・
・
「会う人を一瞬で魅了する」のが共感性さんの強みづかいです。
・
・
共感性さんは共鳴する。
・
共鳴してくれる人のいることは孤独感を和らげます。
だから、共感性さんは会う人の心を一瞬で解きほぐすことができるのです。
・
いつも難しい顔のあの人も。
いつも厳しいことを言うあの人も。
・
その人の本心がわかるはず。
・
・
・
これってものすごく差別化できてるって思うんです。まさに強みづかい。
そしてそれができる人は気持ちを引きずられて困ることもありません。
透明な壁があると想定して嫌な感情をブロックする必要もなくなります。
これは資質を育てるとできるようになることです。
同じ温度で共感が返ってくることはないのはつらいことではあると思いますが、怖い怖いと逃げるだけでいないで。強みなのだから積極的に活用してほしいと思うのです。