多い少ない関係ない

自分が思っているより友達多いからね

数年前中高の友達とご飯食べ行った時言われた言葉
何の話でこの言葉出たのか忘れたけど
恐らく私が「友達少ないからなー」と言ったら
こう言われた。

トモダチ オオイノ ワタシ ???

一人で行動するのが好きでどこに行くか決めるのも誰も誘わず
ライブやフェスも一人で行きがち
それが自分の中で当たり前になっている
そんな中たまに来る
あー誰かと遊びたいなー 衝動
この衝動叶える為に誘う相手は大体決まっているので
ここ数年全然会ってない人も当然出てくるのだ。
簡潔に言えば
友人関係は深く浅い
だから自分は友達が少ないと思っていた。

ある日
職場の人に友達とここに行ったと話したら
「それこの前と違う子でしょ?凄いねどこにでも友達居るんだね」
と言われた。
そう言われると確かに私には地元以外に県外の友達がいる
それも偶然が重なった出会いだ
好きなバンドのイベントで出会ったり
小学校の交流会で出会ったり
普通ならその一回でもう会わないのだが
不思議と関係が続き大人になっても会う
そこから姉の言葉を思い出した

あんたってどこでも仲良くなれるよね

小学校3年の頃家族旅行で沖縄行った時泊まった
ホテルのビーチで遊んでいたら
「一緒に遊ぼうよ」と声掛けられた
女の子で多分同い年
何も考えない単純な私は「良いよ!!!」と元気よく返事
こっち来てと手を握られ砂浜で遊んだ。
小さい同士無邪気に仲良くなれるのはあるだろうけど
大人の今でも知らない土地でその日だけの知人ができる
20歳ユニゾンのライブ見に香川まで行った
物販に並んでいたら後ろに並んでる女性に
「雨降りそうですね」と言われた
最初私に話しているか分からず怖かったがこっち見ていたので
「天気予報だとこの後降るらしいですよ」と答えた
えー!!そうなんですか!!とびっくりしてたからつい
「傘持ってるので降ったら入って良いですよ」と言ってしまい
女性は嬉しそうに笑っていた。
そこから質問攻めに合いグッズ買ってひとまず解散
話している間何故かLINE交換もした。教えてって言われたんだっけな。
解散した後
公演後良かったら一緒にご飯食べませんかと連絡来て
悩みながらもOKした
良い子はマネしないでね 怪しい人もいるからね
約束通り終わった後彼女と何食べるか考えて時間も時間だったから
少し遠いすき家まで歩いた
すき家で今日のライブの感想語って帰りもずっと話して
たった たった一日だけど
その日の知人が出来たのが楽しかった
彼女とはそれきり連絡してないしLINEも消してしまったけど
良い思い出に残っている。

前はどうして私と仲良くしてくれるんだろうと思っていた。
めんどくさいしせっかちだし短気だし人の話聞かないし
なのに何で誘ってくれるんだろう
ずっと考えていた
ふとそれを話したら
理由なんていらないしそんな事考えたら友達に失礼だよ
あっ・・確かに
怒ってくれた友達のお陰で分かったのは
「友達」って多い、少ない関係なくて

この子は私の「友達」です。

そうハッキリ言えるのが
少ないから寂しいとか
多いから誇れるものでもなくて
自分が自分で生きれる存在である
仲良くなるのも波長が合えば自然になるし
時間もかからない
一人でも居れば関係ないんだなって。
まあ10代の頃はそれに振り回されて無理に作ろうともしたけど
変に気を遣ってしまい疲れてしまうんなら一人でも良いと思う。
語ってしまった はっはっはっはっは
友達の作り方なんて永遠に分かんないもんだ。
それではまた。



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