いつか終わるその時まで。

UNISON SQUARE GARDEN が本日で19周年迎える
7.24になると私が勝手にフォローしている方や
偶然巡り合った方達が各思いをTwitterに乗せるのを見ていいねする
私にとっては何も変わらん普通の日だ。
しかしこのお祝いの日になるとユニゾンを見つけた時や
ここまで好きになった経緯思い出して感慨深くなる。
20周年になったら色々感情が忙しそうになるだろうし
普通の日に沢山語ろうと思う。


18歳 専門学生
何だかんだで仲良くなり音楽の趣向が似てた同級生に好きなバンドの
CD貸したお礼に渡されたアルバムがユニゾンとの出会い

きっと好きになると思うから聞いてみて
そう言って渡されたのが「Populus Populus」
コーヒーの上で泳ぐ白鳥のジャケットがユニークな印象
バンド名が読めず同級生に聞いた覚えある。
その日帰宅して早速曲を聴いた
一曲目 3 minutes replay
ドラムが大きく鳴り響きギターとベースが固める
甲高いボーカル
シンプルだがまとまり感が強い
衝撃だった。
驚きながら聞いているとあっという間に次へ進む
思考回路が止まっている間に来た曲は

カウンターアイデンティティー

かっこいいと思いつつも、どっかで聞いた事あると考えていたら
中学の時楽しみにしていたアニメがある。

それが ソウルイーター

この時はリピーターショーという再放送で、どうやらOP・EDだけ変わりそのOPがカウンターアイデンティティーだった。
当時の私は勿論OP担当の方なんて知らない
しかしどこかでこの曲かっこいいなと思っていた。
あとスカース・デイル流れた時にも聞いた事ある現象起きた
同じく中学の時実家ではCSの音楽番組がやっていた。
番組の中でヒットチャートがありチャートに入った曲のMVがフルで流れていて、その中に森に迷った女の子が怪獣と出会う物語あったんだけど凄い可愛くて印象に残っていた。もしかして?と調べMV見たら見事一致。
よく覚えてるのと記憶を一致させた自分が怖いが
数年後まさか巡り合うと思わずビックリした。

他の曲も好きになりユニゾンに興味沸いた
ここではこのくらいの熱
公式Twitterフォローしたりいつかライブ行けたらと各チケットサイトで
ユニゾン登録して違うアルバムやシングル聞きまくった。
そうこうしていたら20歳になった。
新卒で入った会社を辞めた後一か月休める予定になり
何しようか考えていた時チケットサイトから
UNISON SQUARE GARDEN10周年ツアー開催!!の知らせ
日程見ていたら住んでる町に来るみたいで

ユニゾン来るんだ~折角だし行ってみようかな。ついでに当たるか分かんないけど、うどん好きだし香川も応募しようとぬるっと挑戦
すると何故か香川のみ当選
香川!!!???どうしよう笑笑
悩んだが暇だし旅行になるからいっかうどん食べたいし
ライブより食欲が勝ったのである。
飛行機のチケット・宿の予約をして一人香川へ
会場は高松モンスター
どんなライブハウスか全く知らないので不安になりつつご飯食べて
いざ中に入るとステージとの距離が物凄く近い
事前にユニゾンファンはどんな感じか調べていて
モッシュ・ダイブは起きないと分かっていたがとりあえず機材の前でスタンバっていた。
どんな人達なんだろうとワクワク半分緊張半分の中開演
青く薄暗い照明に紛れて出てきたUNISON SQUARE GARDEN
本当に三人なんだな・・と見ていればステージで暴れ回るベーシスト
何じゃありゃ笑笑!!!???それで緊張消え
CDで聞くよりも重量感とシンプルさを感じ全身にぐわっと押し寄せる興奮
セトリが綺麗に無駄なく流れていく
一つ一つ全然違う色なのにどうしてこんなに心地良いのか分からなかった
周りはすごい勢いで盛り上がる中ギターボーカルが

自由に楽しんでください

と言っててもう一度周り見れば
拳上げてる人
静かに聞いている人
小さくノリノリになってる人と確かに皆自由だった。
当時色々ライブに行っていた私は皆に合わせなきゃいけない空気に疲れてしまってて、でもライブはそうだからと思っていたがここは違った。
ステージで個々に好きな様に動いている3人
こちらなんて一切気にしていない空気
どうぞお好きにと言われている感じがしてそれがまた心地良くて
いつのまにか私は理由の無く笑いながら前に行きはしゃいでいた。
ここから彼らを好きになった。
ユニゾンはとにかくライブが好きなのも分かって
住んでる町に他のバンドよりの来る機会がやたら多い
沢山行くようになってメンバーの名前も覚えて毎回爽快感になりながら
帰宅する。本当自分の性格とここまでハマるなんて思わなかった。
Twitterの音楽垢でユニゾンファンと数年で繋がり共に楽しさを分かち合い
そしてユニゾンはあっという間に15周年に入った
15周年記念ライブが夏の野外と聞き熱中症になりやすいので行くか迷っていたけど、好きになってくれた友達が応募するから当たったら行こう!と言い
当たったので行った。いざ会場に行けばどえらい人
どこに居たのこんなにユニゾンファンと思うくらい居た
ライブはいつも通りかっこよくて清々しかったんだけど
最後斎藤さんがいつもMCは聞いている2人に
「何か一言言う?」と振る
貴雄はすらすらと感謝の言葉を伝えた後田淵が会場見渡し少し黙って

よく来たな!!またやるぞ!!!

これだけでも伝わる精一杯の気持ち
そんな伝説な日から時は進み気付けばもう19周年だ
誰でも見れるブログで田淵は

バンドは飽きたらやめる を言い放っている。

普通は(普通なんかな?)さっぱり言い放さずいきなり解散しますが来て
皆うわあ・・・となるが、変な期待させてはいけないという気持ちは
ある意味優しさなんだと思う。
この言葉見ていつかユニゾンは終わるのを確信してる方々はいるだろう
私もその一人だ。
私の好きなバンドは UNISON SQUARE GARDENは いつか終わる
分かっていても もしその時が来たら泣くの分かっているし
あのライブ見に行けないんだと悲しむだろうけど
もういつ来るか分からない期限が分かっているからこそ
ロックバンド貫く彼らしいなと思う。
彼がUNISON SQUARE GARDENに一瞬も飽きていないから
面白い事が生まれて私達も飽きることを知らない。
何が起きるか分からないから楽しい
それが UNISON SQUARE GARDEN なんだろう。

そういえば無事ナイスピnext当選しました
また彼らのまた違うライブを見に行けるのは嬉しい
20周年までの半年間どんな発表があるか
そして来年・その先に何が待っているか
いつか終わるその時までロックバンドを楽しもうではないか。

おめでとう19周年
一聴も飽き足らない沢山の曲をありがとう
それではまた。
 



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