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病院薬剤師と薬学公務員との職業性ストレスの比較試験

こんにちわ、キクオです。

【日本職業・災害医学会会誌第66巻第3号 3 / 7 】を参考にして記事を書きますね。今回のお題はこれ!

「病院薬剤師と薬学公務員との職業性ストレスの比較」

先日こんな記事を見かけました。

病院薬剤師の職業性ストレス 第 2 報 薬学公務員との比較
日本職業・災害医学会会誌

簡潔にまとていきます。それでは、いってみましょう!

【目的】

病院薬剤師の職業性ストレスの度合いを明らかにすること

【方法】

病院薬剤師 314 名(男性 154 名,女性 160 名)

および薬学公務員は 76 名(男性 58 名女性 18 名)を対象に職業性ストレスに関する自記式アンケート調査結果について比較した

【結果】

①仕事でストレスを感じている対象者の割合は男女共に病院薬剤師と薬学公務員の間で有意差はなかった.

②年齢を調整したストレスの原因と考えられる因子の素点平均に関して
男女共に「自覚的な身体的負担度」および「職場の対人関係でのストレス」において病院薬剤師が薬学公務員より有意に高かった(p<0.01)

③仕事のストレス判定図から読み取った「総合した健康リスク」は標準集団の 100 に対して男性では病院薬剤師が 104.5 で薬学公務員の 92.1よりやや高かったが,女性では病院薬剤師が 96.6,薬学公務員が 96.8 で差がなかった

④男性では年齢を調整した「勤務環境」のストレス総合点は病院薬剤師が薬学公務員より有意に高かった(p<0.01).一方女性ではいずれの要因のストレス総合点も病院薬剤師と薬学公務員の間で有意差はなかった

【結論】

薬剤師が勤務するにあたって感じるストレスの度合いには「勤務環境」ストレスの度合いが特に男性において病院薬剤師と薬学公務員の間で差があることがわかった

男性薬剤師頑張ろう

女性薬剤師がストレスを感じていない!なんてことはないと思うけど、女性が多い業界で、上手くストレスと付き合っていくには男性も女子力上げないと難しいですよね(違う)

病院の男性薬剤師は心理的な仕事の負担がある様子・・・(なんだそら)

平均睡眠も比較していて、

男性では病院薬剤師(6.2 時間)と薬学公務員(6.3 時間)で有意差はなかったが女性では病院薬剤師(6.0 時間)が薬学公務員(6.6 時間)より有意に短
かった

自分が病院薬剤師の時もだいたい6時間くらいだったかなぁー

こういう職業の比較ってけっこう珍しいから今回は記事にしてみましたよ。

個人的には何で公務員と比べたしと思ったけど、病院薬剤師と調剤薬局、ドラッグストア勤務の薬剤師と比べた試験があったらおもしろいなと思う次第です!

今回は、こんな感じで!また、リライト出来ればしますね ^^) _旦~~

それでは、また!


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