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宅録ナレーション1年目を振り返る①

初めまして後藤菊之介です。

僕は俳優活動をしながら2019年12月より宅録ナレーションを始めました。

始めてから1年経ったので、その振り返りをしていこうと思います。

・宅ナレを始めようと思ったきっかけ

まず何故始めようと思ったのかですが、ぶっちゃけてしまえば「俳優としての仕事がなかったから」です。

その年は5月〜10月までは継続的に仕事をさせていただいていたのですが、11月からぱったりと仕事がなくなってしまい非常に困り果てていました。

人間暇になると良いことはありません、「俺って何のために俳優やってんだろ・・・」とかそんなことばかり考えてしまうのです。

そんな時に家でスマホをいじいじしていたら「宅録ナレーション」というものに出会いました、多少なりとも声を使って芝居をして来たので「これなら出来そうだな」と思い始める決心をしました。

・収録機材選び

始めるとしてもまず収録するための機材を揃えなくてはなりません、結構悩みましたが高い機材を揃えても案件が来なかったら無駄になってしまうと思い安価に揃えました。

マイク CLASSIC PRO CM5S  1,188円

オーディオインターフェース BEHRINGER UM2  4,785円

ヘッドホン BEHRINGER HPM1000  1,540円

ポップガード CLASSIC PRO PG16  1,320円

デスクアーム式マイクスタンド CLASSIC PRO CDA10B  3,828円

マイクケーブル CLASSIC PRO MIX300  495円 

中古ノートパソコン 4,000円

合計17,156円

基本的にはサウンドハウスという楽器・音響機器を取り扱っているサイトで購入しました(中古のノートパソコンはヤフオク)、正直今だに機材については疎いですが種類も豊富にあるのでオススメのサイトです。

・サンプルボイスを撮る

収録機材が家に届きホクホクしながらセッティング。

セッティングには苦労したような・・・してないような・・・、とりあえずPCが声を認識する程度には完了したのでまずサンプルボイスを収録しました。

これが非常に難しい。

マイクの前で与えられた原稿を綺麗に読み上げるということがこんなに難しいとは思いませんでした。

上手く撮れたかなと思っても聴いてみると「何か微妙だな」と思い削除の繰り返し、またノイズ除去など編集のノウハウもなかったので大変でした(正直未だ理解しきれていない)。

ただ案件を請け負う前にサンプルボイスを撮ることで、悪戦苦闘しながらも収録の仕方が多少なりとも分かったのは良かったかなと思います。

・サイト探し

良い題名が浮かばなかったので分かりにくいかもですが、つまり宅ナレの案件をどこで取るかという事です。

そこら辺の知識も全くなかったので調べたところ「Voip!」「クラウドワークス」「ココナラ」という3つのサイトを知りました。

まずVoip!に登録、こちらはナレーター・声優の専門サイトで基本的にサイト側が案件のメールを登録者に送信し応募者を募る形になります、報酬が高い案件も割とあります。

しかしながら案件に対しての応募人数が結構いるようでその中で案件を取るのがかなり難しい・・・自分も10件ほど応募しましたが全て落ちました。

全落ちしたことで「せっかく声を収録しても通らなかったらお金を貰えないなんて何の意味もないじゃん、もう応募しないぞ」という謎の反骨心がここで芽生えてしまいます。

次にクラウドワークスに登録しましたが、案件があまりなく報酬金額も安いものばかりだったので結局すぐ放置してしまいました。

最後に登録したのがココナラ、結果的に現在に到るまでこのサイトでしか案件をいただいていません。

ココナラは個人のスキルを販売するサイトで、自分のサービス販売ページを作成しそこで依頼主から案件を請け負うことが出来ます。

応募という文字を見ることすら嫌になってしまった自分はここで本格的に宅ナレを始めようと決めました(というかこの時点でまだ1件も案件をこなしてない)。


と、ここまでが宅ナレ開始前の流れです。

②では上半期を振り返ります。

ではまた。





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