健康が欲しい
息が苦しい。とてもとても、くるしい。
気圧のせいか、精神的なストレスか、いやきっと両方だ。
先日、職場で事件があった。
嫌いなヤツと衝突したのだ。人の苛立ちを真っ正面から浴びて、心が悲鳴をあげたのだ。それを気づかないふりした結果、体が今度は悲鳴をあげた。
体が普通の状態がわからない。大丈夫、大丈夫、落ち着いて、ゆっくりと息をすって、はいて…。そう自分に言い聞かせないと舌がつるんじゃないかという恐怖にかられる。体が痙攣を起こすんじゃないかという恐怖にかられる。どの体勢がいい?人と話して気を紛らわす?それとも何かに集中する?そう、自分に問いかけて、色々試してみる。
台所でご飯を食べようとしても、ものが飲み込めない。急な恐怖がやってくる。慌てて台所から離れてベッドで横になる。落ち着いて、息をして、敵はいないんだ。味方はいっぱいいるんだ。推しもいるよ。好きなものに囲まれてるよ。大丈夫大丈夫。泣いてもいいよ。大丈夫、ここは安心できる場所だよ。
そう、自分に言い聞かせて体をコントロールさせてる。心で。
ああ、今気づいた。この文章を打ちながら涙を流してまた気づいた。私はやっぱり心がツラいんだ。心が悲鳴をあげてるんだ。だから、体が言うことをきかない。健康が欲しい。ただ、普通の状態の体が欲しい。それを願いながら今日も休みを過ごす。明日は買い物にいけるくらいに体調がよくなるといいな、と願いながら今日も眠る。
金曜日は仕事だ。今の状態で、私は外に出られるのだろうか?
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