<自己分析>海外で暮らすということについて
まず、何故ドイツで暮らしているのか?
それは、森の幼稚園が世界で一番ドイツで盛んだからである。
自分は「森の幼稚園」を軸にして生きているので、もし森の幼稚園がブラジルで盛んだったとしたら、ブラジルに行っていたし、日本で盛んだったら、日本にとどまっていた。
なので、個人的には「絶対にドイツで暮らしたい!」という意思があるわけではない。
自分は子どもの頃からサッカーをしていたので、ドイツという国はサッカーの強豪国として馴染みを持っていた。で、当時は何人かのサッカー選手(高原直泰や長谷部誠など)がブンデスリーガでプレイしていたのも印象に残っている。
そういう馴染みを持っていた国が、たまたま森の幼稚園が盛んな国だったということは、自分にとって非常に幸運なことだったなと思う。
自分の中の欲求としては、75%くらいは「本場でやりたい」というのが占める。
三浦知良がサッカーの本場ブラジルに渡ったように、自分も森の幼稚園の先生として生きていくなら、やはり、本場のドイツでやっていきたいという思いがある。
このCMは自分のベスト曲である「正夢」が使われていて最高だし、カズの思いに触れて痺れることが出来るので、めちゃくちゃ好きである☟
やっぱり、本場に行って、本場で認められたいなという思いがある。自分の仕事としてやるのだから、なおさらである。
20%くらいは、「日本代表」でありたいという欲求がある。
自分はサッカーをしていたので、小さいころの夢はもちろん「日本代表」であった。実力的には大したことはなかったけど、自分の夢を聞かれる度に「日本代表」と答えていたので、自分で自分を洗脳するみたいにその単語が頭の中にこびりついていった。
で、有難いことに、大学生の時に「トビタテ」に採用してもらえた。その時に、トビタテの名前に「日本代表」という単語が入っていて、自分としてはとても嬉しかった。
もちろん、サッカー日本代表と比べたら、その凄さは比較にならないモノだけども、自分としては何でもいいから人生の中で「日本代表」の一員になれたということが誇らしかったのである。
でも、トビタテを過ぎれば、「日本代表」ではなくなる。その時に、自分の人生をどうしようかなと考えていたら、あることに気付いた。
外国の人と接していれば、その人にとって、自分は”日本代表”じゃね!?と。
外国の人はもちろん日本人についてあまり知らない。そういった方と自分が出会うことによって、その人にとっては、「キーくんの行動=日本人の一般的な行動」という風に解釈されることが多い。
そうであれば、自分は日本人を代表して、その人に誠心誠意向き合わないといけないなと思っていた。
そのことに気付いた自分は、大学生の頃は留学生をお世話するチューター活動を積極的にやっていた。留学生が自分を通じて、日本への知識を深めてくれることが嬉しかった。そして、その人の前で自分が”日本代表”になれることに誇りを感じていた。
そういう思いがあるので、海外で暮らすことは結構前向きである。
残りの5%は、海外だと目立ちやすいというのがある。
これは子どもの頃に「やべっちFC」を見ていて思ったことである。番組内で試合の結果が伝えられるのだが、Jリーグの試合だと、ゴールシーンがほとんどを占める。そのため、ゴールに関わった選手は目立つことが出来るけど、そうじゃない選手は一切テレビには映らない。
一方で、番組内には「海外組の選手情報」のコーナーがあって、試合に出場しただけでも、その選手はきちんと放送されて目立つことが出来ていたのである。
自分はその2つの違いを目の当たりにして、「海外組って良いな~」と思ったし、「目立ちたいのであれば、他の人とは違うことをしないといけないんだな~」と子どもながらに考えた。
当時の日本代表はジーコが監督で、中盤は「黄金カルテット」と呼ばれる中田英寿、中村俊輔、稲本潤一、小野伸二という海外組で構成されていた。メディアでも何かにつけて「海外組」という単語を使っていたように思う。
スターティングメンバ―の発表の時に、名前の横に括弧で海外クラブの名前が書かれているのもカッコいいなと思っていた。ほとんどの選手がJリーグのクラブ名が書かれている中で、かなり目立っていたので。
で、その目立ち方も、ちゃんと実力がある故に海外クラブからオファーを受けているので、さらにカッコいいなと思った。やけくその悪目立ちではなくて、実力が伴う正当な目立ちなのが良いなと思った。
なので、自分としてはきちんと外国に自分の実力を認めてもらいたいなと考えている。
今の自分としては、実習先の先生方、保護者の方々、子ども達から良い評価はもらえているので、とても嬉しく思う。今後はAusbildungをクリアして、ちゃんと資格を取得して、ドイツに居続ける権利を獲得したい。で、森の幼稚園の本場であるドイツで、森の幼稚園の先生として働き、関わる人達から認めてもらえたら最高だなと思う。
本場の人達に認めてもらえるというのが、自分の仕事をするうえで、結構な喜びに繋がる。
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日本の会社で働きながら、駐在のチャンスを得て、海外に住むという選択肢もあるだろうけど、個人的にはあんまし好きではないなと思う。
自分が日本で働いた時に学んだことの一つは、「自分の夢を他人に託していた自分の愚かさ」である。自分も最初は駐在という道を考えていたけど、それはつまり、「会社に自分の夢が握られている」ということなのだと気付いた。
自分の夢を他人頼みしていた自分を心底甘く感じた。どうしても自分の夢を叶えたいならば、最も確実な方法である、「自分で自分の夢を実現させる」という手段を取るべきである。
運の良い人は、駐在のチャンスを勝ち得て、自分の思いを実現させることが出来るのだろうけど、自分はチャンスを勝ち得なかった時の不安が大きくなってしまった(それくらい、自分の夢に対して本気だった)ので、自分で何とかして海外に行くという方法を選択することにした。
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大好きな「正夢」が使われている他の富士フィルムCM☟
・古田敦也と宮里藍
・田中マルクス闘莉王
やっぱり、カズのCMが一番好きだな~!笑
ということで、最後に再掲☟
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