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猫のいる家で魚を飼う~序章~

我が家には猫がおります。
世界一かわいい猫と、世界一かわいい猫の2匹です。

元々私が魚を飼い始めたのは、この世界一かわいい猫の1匹である世界一かわいいお嬢さん猫がお年を召してきてオモチャにあまり興味を示さなくなったことから、ちょっとした慰みにでもなれば…と考えたのがキッカケだった。オモチャはあまり興味ないけど、虫やら鳥やらはジーッと見つめてストーカーしてるので、魚も気に入るんじゃないかなと思ったのですよ。
そんな折、勤めている塾の先生が副業として流行りのメダカブリーダーをしていると聞きまして、少し分けていただいたのがそもそもの発端でありました。

そんなわけで、最初に我が家に来たのはメダカたち。
大きさも手頃だし猫も喜ぶ…かと思ったら、なんと、全く興味を持っていただけなかった。

正確には、当時家にいたもう1匹の世界一かわいい猫がちょっぴり興味を持っていたようだったけど、何しろ世界一かわいくて世界一えらい猫だったので魚に手を出すことはせず、ジーッと見ているだけだったんですよね。
興味を持ってほしい方の世界一かわいいお嬢さん猫はまるで無視☆

※そろそろ読むのがめんどくさくなっているかもしれませんが、私のPCは「ねこ」を変換すると「世界一かわいい猫」に変換される仕様になっているので、申し訳ありませんがこのままお付き合いください。

それでもせっかく飼い始めたメダカたちを手放すわけにはいかず、魚を飼うこと自体も初めてなので試行錯誤しながら飼い続けていたのだが、ある日、この世界一かわいくて世界一えらい猫が急逝(´;ω;`)
あまりに突然のことに、放心状態の私。
1ヶ月ほど泣き暮らしながら、残った世界一かわいいお嬢さん猫の世話と、メダカの世話にのめり込んでいくことになりました。

その後、寂しさからか私の後追いが止まらなくなった世界一かわいいお嬢さん猫(メダカではダメだった…)がかわいそうになり、もう1匹、世界一かわいい猫をお迎えした。

その、新しくお迎えした世界一かわいい猫が…やるヤツだったのだ。

簡単に言うと、「サカナ上等!いつでも狩れるぜ!!」というやる気あふれるワイルドガールで、水槽の蓋は開けるわ、開かなけりゃ隙間から手を突っ込んで水草を引っ張り出すわ、魚めがけて水槽のガラスにアタックするわ、エアチューブに噛みつくわ、スポイトやピンセットを弾き飛ばすわ、幅3センチの水槽のフチに乗ってグラグラしながら魚を品定めしていて飼い主を恐怖させるわ…そりゃもう積極的に魚と戯れようとするタイプだったのだ。

世界一かわいいお嬢さん猫が全く興味も示さなかったためなんの対策もせず水槽台の上にポンと置かれていた水槽に、急遽、何らかの猫対策を施さなくてはならない事態になったのである。

そんな我が家の『魚と(魚と遊ぶことに積極的な世界一かわいい)猫を共存させるための施策』について、記録しておこうと思う。
これがどこかの「魚と猫の共存で悩んでいる人」に届けばよいなと思います。



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