ブレードランナー & ペンギン・ハイウェイ

こんばんは、きくみです。しばらく時間が空いてしまいましたが元気ですよ。えーっとですね、読書は継続しておりまして。ただ、最近は十二国記(最近出た全4巻のほう)をずっと読んでいるのです。まだ3巻目の途中でして。全部読み終わってから読書感想書こうかなと思っております。んで、今日書くのは映画感想です。実は出張に行っていたんですよね。その間に行き帰りの飛行機の中や移動時間に見たものです。

ブレードランナー

原作はフィリップ・K・ディックの『アンドロイドは電気羊の夢を見るのか?』ですね。SF世界の金字塔と呼ばれる超有名作品です。話の筋は人間と間違えられてしまうアンドロイドを殺していくお話なんですが、、、原作は超好き。大好き。その分だけあって映画を見る目が厳しくなってしまったなあ。映画の近未来(と言っても2019年なんですが)の雰囲気はすごく良く描かれていると思いました。空を飛ぶ車や超高層ビルもあったり、その合間に廃れたビルや猥雑な路地裏があったり。世界観それ自体はとても気に入りました。原作だと荒廃した火星だけどまあいいや。でもなあ・・・小説では人間とアンドロイドの境目はどこにあるの?とフォークト=カンプフテストを通して問いかけるんですが、映画だとそれがあんまり無くて。レプリカント(=アンドロイド)が短い寿命の中でいかに生きていくのかという話になってるんだよなあ。バトルも原作でもあるし、それ自体は良かったけど、、、、原作が好きな分、期待値が高すぎてイマイチ来なかった。

ペンギン・ハイウェイ

こっちは森見登美彦さん原作のアニメ映画。おっぱいが大きなお姉さんをめぐって少年が謎を解き明かしていく話。なぜお姉さんはペンギンを出せるのか?何も食べないで生活できるのか?お姉さんは海へ、遠くへ行けるのか?夏休みの少年少女たちの冒険を爽やかに描いています。細かいことはどうでもいいんだよ!って感じで見ていけば楽しめるんじゃないか?


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