最近見た映画をつらつらと

noteのアカウントを作ったものの、全く更新してなくてあつこさんのストーキングのための道具としてしか活用していなかった。既にSNSなどでぼくのことを知っている人は知ってると思うんですけど、趣味は小説や漫画を読むことです。たまに映画も見ます。Amazon Primeに加入してからQOLが上がったね。音楽もある程度は聴けるし、映画やアニメも見れるし、安いし、本当に便利。ということで、最近見た映画を適当に紹介します。

何者

これは有村架純ちゃんが出ています。架純ちゃん、可愛いですよね。演技はそこそこ、にっこり笑うだけのヒロインなんですけど、彼女の笑顔を見ているだけで癒やされます。演技の面では二階堂ふみ。彼女がいいですね。佐藤健も良い。

話の筋は、就活が全然上手く行かない人間同士が、自分って結局なにしたいの?と悩んでいくお話です。佐藤健がtwitterの裏垢で冷笑気味に眺めているんですよ。「あいつは喜んでいるだけだ」「あんなブラック企業で働くことになるなんて」「学生の演劇で金儲けしようなんて見通しが甘い」とか。でも、彼は全然就職が決まらない。結局は傍観者なんですよ。戦う道を選んでいない。自分をさらけ出していない。そういう勇気を持って生きろよとメッセージを送る映画です。「社会に出る」ってなんなんだろうね。働いているけど自分にも結局よくわからないです。

帰ってきたヒトラー

ヒトラーが現代に蘇ったという設定のコメディ。これがGerman Jokeというものなのか。なかなか効いてます。

ヒトラー映画とくれば、最後の12日間が最高のものだと私は思っていますが、今回最後の12日間のパロディっぽいシーンも見つけられた。後任のハゲの局長が4人残って話しさせろって言って、オバマのコスプレした芸人はもう辞めたって告げられるシーンは「最後の12日間」のパロディですね。自分は気付かなかったけど、他にもいろんなヒトラー映画のパロディあったんだろうなぁ。教養の無さが悔やまれる。映画見るようになったのって本当にここ2,3年くらいなんだよ。

映画の中ではヒトラーのフリを完璧にした変人という扱いだけど、本物なのでやはり演説は上手いですね。間の溜め方、具体的なことではなくそれっぽいことを言って相手をなんとなく納得させる話し方などは完璧。ヒトラーは現代のドイツに向けて皮肉たっぷり。移民がドイツ文化を壊す、社会福祉が崩壊するんだというのは1945年当時の状況と変わらんがな。あと緑の党が良いというわけだけど、それは納得できた。ナチスは社会改良主義だからね。

IN TO THE STORM

んで、ヒトラー映画のあとはチャーチル映画で中和です。これは1940年からのナチスとの戦いに関するチャーチルの様子を描いた映画なんだけど、チャーチルの様子が淡々と記述されている感じ。なんだろうね、歴史の勉強にはなったという意味では良かった。しかし、映画としては、選挙に敗北したが戦争から大英帝国を救った人物として民衆に讃えられてVサインをする最後のシーンだけが盛り上がりどころかなあ。敵側との駆け引きやルーズベルトとの交渉などをもうちょっと深く掘っても良かったんじゃないかな・・・うーむ映画としてはあんまり盛り上がりどころもなくてイマイチだったなあ・・・


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