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倉敷の進化がすごい

久しぶりに地元倉敷をゆっくり巡ってみました。

とにかく、活気があるっていうか、若いっていうか、世代が一巡した印象です。白壁の蔵を活かして、民藝を筆頭に、雑貨屋、cafe、レストランと統一感があり、「倉敷ブランド」が確立されつつあると感じました。


高校まで過ごしていた倉敷。
毎朝、倉敷青陵高校まで、チャリで美観地区の中を通過して通学。
当時は、ベタなタレントショップ(田代まさしや山田邦子、キテイちゃん的なキャラクターショップ)、ベタなお土産屋、住宅が混在し、なんか古臭くてダサいなぁ、と思いながら通学していたことを記憶しています。

この記事では、時代の変化とともに、今の倉敷、久しぶりに感じたまちの変化、今この瞬間の気持ちを切り取って綴ります。
5年後、10年後、振り返ったとき、さらに進化しているのか?もしくは退化しているのか?ウォッチしていきたいと思います。

きっかけは「林源十郎商店」から

民芸の精神が生きるまち「倉敷」において、生活具は暮らしの中で修繕されながら味や深みを増し、心をも宿してきました。この暮らしぶりは、昔ながらの狭く曲がりくねった通りに軒を連ねる町家もまた同様です。世代が変るごとに町家に手を入れ住み続け、また町家は世代をしっかりと繋げてきました。

倉敷美観地区は、決して一過性の観光地ではなく、今を生きる人が暮らしや地域を見つめ直すきっかけ、学ぶ場としてその「本質」を発信すべきだと考えます。日本全国津々浦々住むところが違おうと、世代や時代が変ろうと地域や暮らしの豊かさの「本質」は変わるものではなく、通じ合い共有できるものです。

このことを学ぶ場として2012年3月20日春分の日、倉敷生活デザインマーケット「林源十郎商店」はスタートしました。
木造三階建ての本館や母屋、離れ、蔵の四棟と庭を修復・整備した施設には「豊かな暮らし」を探求する「衣・食・住」の8店舗が入居。

林源十郎商店HPより抜粋

もう10年前ですか…。たまに帰省した時、ふらっと寄っていました。この時あたりから、町屋cafeとか、古民家ギャラリーができてきたような。

けど、地の人は「ふ〜ん」って横目で見ながら、素通りする人多かったんじゃないかなと。ましてや、夜に飲みに行くとか選択肢はなかったはず。自分や親がそうだし。

今の倉敷の街並み

こんな街並みになっています。

本町通り
クラシキクラフトワークビレッジ

昔からある佇まいも共存しています

夜のレストランも古民家や倉庫をリノベしたオシャレなお店が増えてます。

  • 隠れ家的なお店『常衛門食堂』

  • 酒とおばん菜 『野の』

一方、昔から変わらないもの。
ソウルフードの『ふるいちのお好み焼き』。
店主も味も変わらない、美味しいです。

昔から変わらない佇まい
この路地裏感が好き
そばモダン650円
商店街はこんな感じ
コロッケが当時20〜30円だったような
高校時代よく買ってた饅頭や

・ふるいち浜田店
岡山県倉敷市阿知2-2-6 https://tabelog.com/okayama/A3302/A330201/33002982/

・いろは食品(株) 阿知店
岡山県倉敷市阿知2-16-41 https://tabelog.com/okayama/A3302/A330201/33007299/

・えびす饅頭
岡山県倉敷市阿知2-16-37 https://tabelog.com/okayama/A3302/A330201/33008706/

駅前には、大きなマンションも建ち並び、観光客以外にも、地元住民も流入が増え、ますます人通りは賑やかになりそうです。益々発展しそうな予感。

民藝のまち倉敷、事業継承した「融(とおる)」

小中高の同級生が、昨年民藝のお店を引き継ぎ、経営しています。
いい品物、扱っています。

みんげい 融
蔵の中に状態の良いモノが多く眠っている様です
備中花筵、復活したよつです。井草のまちでもあります
倉敷ノッティング
器たち

倉敷には海もある

そして、倉敷には瀬戸内海がある!

場所は海へ。

瀬戸内海の風景はやっぱりいい。
この景色の価値はほんと高い。

王子が岳からの眺望
向こうは高松
瀬戸内海が一望できるオシャレなcafe『belk』
王子が岳

倉敷の魅力再発見

白壁の美しい街並みがある
民藝がある
大原美術館がある
美味しいレストランやcafeがある
瀬戸内の海がある

倉敷のあれこれを紹介しました。

大人になると見方も変わります。
離れて気づく良さ、まちの進化、
地元を離れた方々も一度ゆっくり地元を散策してみると良いと思います。
新しい発見があります。

おすすめ周遊プラン
1泊目:倉敷の美観地区散策、大原美術館、夜は町屋でお食事
2泊目:王子が岳〜牛窓あたりで瀬戸内の海をみながらゆったりcafe
3泊目:直島、豊島などの島散策
4泊目:四国へ上陸

ゆったり、倉敷、瀬戸内を満喫してみては。

それでは、また!

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