minolta HI-MATIC Fというカメラ2
さて、このカメラ、フィルムを巻いてピントを合わせてシャッターを押すだけ!というシンプルな撮影方法だが、それゆえに思い通りの写真を撮るのは難しいこともある。
レンズはRokkor 38mm 1:2.7というレンズで焦点距離的には広角でも無い標準でもない中途半端なレンズ。レンズの上に露光部分があり、ここを手で隠すと露出調整ができます。
レンズの周りにISO設定できるダイアルありフィルムのISOに合わせまます。当時はASA感度とも言っていたかな?これも露出補正テクニックにつかえます。
そして、きちんとホットシューがあり、フラッシュ接点があり、ガイドナンバーを設置するレバーがあるのですが、そもそもフラッシュは使ったことなかったなあ。そして、セルフタイマーのレバーなんかもあります。
何も考えず、持ち出したところ、結構よく撮れていました!露出も適正かな?
しかし、日を改めて晴天の時、撮影すると全体的に暗く写り、ほとんど何が写っていないかわからないものもありました。
しかし、団地の廊下など暗いところではしっかり写っていたので、これは明るすぎるとシャッター、絞りとも露光最小に設定してしまっているんだろうと考えました。
そこで、フィルムISO200の時はISO100に設定し、直射日光が入る時はあえて露光センサー付近を手で覆い隠しました!
すると、晴天時でもそれなりの露出に収まったようです。
確かに昔このカメラ、室内であまり明るく無い場所でもそれなりに写っていた記憶があります。
40年前の使っていたカメラとは全く同じではありませんが、同機種のカメラでここまで写せるとは、なんだかノスタルチック!
これからもたまには持ち出して撮影してみよう!
少しでもお役に立てられ、気に入っていただければありがたいです!