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リベンジの那須茶臼岳

昨年の10月末、那須岳の一画、南月山に登ろうと向かったのですが、ロープウェイに乗る時、雪がちらついていました。一時強風でロープウェイも止まっていたのですが、なんとか動き出し、山頂駅には着いたのですが、、、。

まさかの雪!

横殴りの吹雪でした!回復するかもしれないと登り始めましたが、もう前も見えず牛ヶ首直前で引き返した苦い経験がありました。

で、今回梅雨の合間の天気を見計らって那須岳登山にリベンジしました。天気予報は一応晴れのち曇り、午後は天気が悪くなる予報。ロープウェイで問題なく山頂駅に到着。最初南月山に登ろうと考えていましたが、どんと構える茶臼岳に登り、できれば3本槍の方まで行ってみようか?とスタートしました。

茶臼岳へスタート。

今まで登ってきた北関東の低山は、樹林帯を進むため木々に視線が阻まれ風景を楽しむことができません。茶臼岳はガレ場、岩肌の登山道なので風景は広がっています。それなりに急なのですが、そんなに負荷がかからず、またゴールである頂上が見えるので、登るペースや目標を把握しやすく快適に登れます。

こんな奇岩もあります。

あれっていう感じで茶臼岳の山頂に到着。

やや薄曇りの風景。
山頂からの眺め

カルデラの外周を周り、

この断層は昔河原だった?

山頂駅の裏側方面に降りました。ここからの風景はアルプスほどではありませんが、なかなかダイナミックな風景を楽しめます。

ダイナミックな稜線

途中峠の茶屋休憩所まで行き、

トイレはありませんでした。避難小屋です。

朝日岳を眺め「あそこまで行こうか?」と悩みましたが、

いかにも山っていう感じの朝日岳

ぐるっと茶臼岳を回って、牛ヶ首から南月山方面に向かうことにしました。

途中、蒸気が上がっているところや、硫黄臭が漂っているところもあり、活火山を登っている感があります。

蒸気が上がっている!

牛ヶ首で、休息。

溶岩ドームが牛の首に見えるのかな?

ガスコンロでお湯を沸かし、カップラーメンをいただきました。外で食べるカップ麺は美味しいですね!

いっぱいのカップラーメン

さて、南月山ですが、ここから行き50分、往復を考えると2時間かかります。

なだらかな南月山の稜線

上昇気流も見られ、雲がしたから湧き上がっているのが見えます。また今度!ということで、今回は戻ることにしました。

コイワカガミ?
モクモク雲が!

昼過ぎには、山頂駅に到着し、ロープウェイで下山。すると茶臼岳や南月山方面は雲に覆われていました。下山して正解でした。

途中、先日九尾の狐を封印したと言われている岩が割れた!

割れた殺生石!!

殺生石にも寄りました。

うーん、ここから日本の災いが逃げ出して悪い方向に進まないことを願うばかりです。お地蔵さんがたくさんで、「あなたの知らない世界」的な雰囲気が漂っていました。

賽の河原

その後、那須温泉にひと汗流そうと温泉に入ったのですが、そこが「鹿の湯」

鹿の湯

というところで、硫黄臭たっぷりの湯と、41-42-43-44-45-46℃と湯船が分かれていて、シャワーやカラン無し、じっくり入っている人、湯から上がって項垂れている人、いかにも常連さんっぽい人がいる異様な温泉でした。
実は湯治で有名な温泉らしく、そこで登山の汗は流せましたが、熱い温泉でまた汗をかいてしまったようです。

今回、撮影に主に使ったのはNikonAW130。GPSで位置が記録され、後程YAMAPの登山ルート履歴に表示され便利です。

もう少し体力を使う山に登ってもいいかな?と考えました。

少しでもお役に立てられ、気に入っていただければありがたいです!