長期海外生活から日本へ再移住 その4

おっさんです。こんにちは!
南の国に住んでいたので、日本の寒さにビビっています。

今日は携帯の契約の際の話を書きたいと思います。役所での転入届など諸々の手続きを終え、次は携帯の契約をしに、役所の斜向かいのNTT docomoショップへと向かいました。NTT docomoを選んだのは、単純に「役所から一番近かったから」という理由でした。

私は日本で携帯を持ったことがなく、また、携帯電話が普及する時期より前に、1990年代に外国に移住してしまったので、日本の携帯事情というものがよく分かりません。スマホ自体は持っているので、日本でSIMを買って、スマホにぶっ刺せば使えるだろう、iPhoneだし、という程度の理解でした。

お店に入ると「ご予約ですか?」と聞かれました。
「いえ、していません」
(あー、という顔)「今日はどういったご用件で」
「携帯の契約をしたいのですが、長く外国に住んでいたため日本の携帯のことが全く分かりません。最初からお話を伺いたいのですが」
「では、こちらで少々お待ち下さい」

まず軽くカルチャーショック。日本では、携帯の契約に予約が必要なんですね。

待てと言われたので、しばらく待っておりました。店内には数名のお客様。窓口には多くのお兄さん方がいたのですが、なかなか順番が来ません。

しばらく待っていると、可愛らしいお嬢さんが「お待たせしました」と現れ、窓口に。私はお嬢さんに、日本の携帯事情が全く分からないので、どんなプランがあるのか、というところから教えてほしいとお願いしました。お嬢さんは、しっかりと説明をくださいました。

いくつかのプランがありましたが、値段が高いものはサポートがしっかりしている、安いものはサポートがネットでのやりとりのみで店頭での対応はない、ということのようでした。説明が非常に丁寧で分かりやすく、こういうのはさすが日本らしいと感心して聞いておりました。

結局「Ahamoの20G」というのが、私には合っている気がしたので、それにしました。20Gもあれば、Wifiの契約をしなくてもよくなりそうです。それに、携帯の使い方などにはそれほど疑問も起きないだろうと思ったので、手厚いサポートの必要性はあまり感じませんでした。

「で、SIMはすぐいただけるのですか?」
「申し訳ありません。Ahamoは窓口対応ができないんです。SIMは郵送で受け取ることになるんです。」
「えー!そうなんですね?」
「いちどDocomoに入会していただいて、それからAhamoに乗り換えるという手続きをしていただければすぐに対応できるのですが、手数料が6,600円かかります。」
「なるほど、それはちょっと高いですね。」
「店内にフリーWifiがありますので、お手数ですが、Ahamoのページを開いて、そこからお手続きのほう、お願いいたします。」

「SIMをその場で受け取れない」というのも日本らしいなと思いました。私が居住していた国なら、その場で携帯を取り上げられて、あれこれ設定してくれて、「はい、これで使えるよ!」と渡してくれるところです。こういうのに慣れていたので、ここでも少しカルチャーショック。でも、同じ日本人なので理解はできます。

お客様の手続き用のエリアに移動し、持っていたパソコンで、Ahamoの手続きをしました。お嬢さんは「Wifiの接続が悪いときにはお声がけください」と言って下がっていかれました。

Ahamoの手続きは、結構時間がかかりましたが、何とか終わらせることができました。言語が日本語ですしね。途中、銀行の口座番号と運転免許証の画像が必要でしたが、その日は幸い両方とも携帯していたので、そこでひっかかることもありませんでした。あと、引落先の銀行を指定する際に、音声通話が必要だったのですが、これも幸い予め契約していたIP電話(050 plusというサービス)が使えたので、この部分も何とかクリアできました。

SIMは4日後に届くとのこと。諸手続きに携帯番号を求められることも心配しましたが、仕方がありません。SIMが届くまでは実家の電話番号を使わせてもらうことにしました。

さて、役所での転入届、携帯電話の契約を済ませ、その日は最後に部屋探しに向かいました。明日はその時の話を書きたいと思います。

読んでくださり、ありがとうございました!

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