【本要約・書評】『あなたはあなたが使っている言葉でできている』【1分で理解】
※この記事は「【書評・本要約・音声配信ラジオ】聴きながすだけで学べるキクホン」（standfm、Youtube）の台本となります。本編が気になる方、実際の収録を聴きたい方は、下記のラジオをお聞きください。
◾️テーマ
「言葉が変わると人生が変わる」
◾️ご紹介する本
『あなたはあなたが使っている言葉でできている』ゲイリー・ジョン・ビショップ
◾️この収録で学べること
「自分を勇気づける言葉」が学べます
◾️こんな方にオススメ
・ここぞという場面で自分を勇気づけたい
・落ち込んだ時に立ち直るきっかけがほしい
・メンタルタフネスを手に入れたい
この本はあなたを励ますために書いたものだ。あなたが内に秘めた本当の能力に目覚め、自分を責めるのをやめて、輝かしい人生に歩み出すのを手伝うために、私はこの本を書いた。この本はあなたが答えを手に入れることを願うが、答えは外側ではなく、あなたの中にある。答えを見つける必要なんてない。あなたが答えなのだから。
こんな1文からはじまるのが、今回ご紹介する本『あなたはあなたが使っている言葉でできている』。
ポイントはいますぐにあなたをポジティブにするとか、そういった類の本ではないこと。
日頃、自分が自分自身に投げかける言葉を変えることによって、ゆっくりと人生を好転させるというのが本書のコンセプト。
たとえば、いつも自分に「お前はホントダメなやつだ」「いつもうまくいかないな」「どうせ今回も失敗する」という言葉をぶつけている人が、何かチャレンジしたり、クリエイティブな活動をするはずがない。
反対に「自分はなんて運がいいんだ」「これまでいつもなんとかなってきた、今回もきっとうまくいく」「いつも誰かがそばにいて支えてくれた、感謝」という言葉を口癖にしていたら、前者よりも人生うまくいく確率は相当高いだろう。
どうしてかというと、『あなたはあなたが使っている言葉でできている』から。
ガンディーも言っている。
思考が変われば、言葉も変わる。言葉が変われば、行動も変わる。行動が変われば、習慣も変わる。習慣が変われば、人格も変わる。人格が変われば、運命も変わる。
そう、人生・運命は自分が使う言葉によって大きく影響を受けるのだ。人に使う言葉よりも、自分自身に使う言葉の方がより影響を受ける。
一説によると人は1日に４万回〜６万回も自己対話をしているそうだ。
今回は本書で紹介されていた「自分を勇気づける６つのセルフトーク」をご紹介する。
自分を勇気づける6つのセルフトーク
①私には意思がある
上司や親、環境など自分がコントロールされている、思い通りに行動できていない、力が発揮できないと感じた時に思い出してほしい言葉。
あなたには意思があって、自分の思い通りに発言・行動することができる。
たとえば、行きたくない飲み会は断っていいし、行ってみてつまらなかった会合は途中退席していい。
②私は勝つに決まっている
勝負事、プレゼンなどここぞというときに思い出したい言葉。
「私は勝つだろう」ではなく、「勝つに決まっている」と断定しているのがいい。
心理学で「自己成就的予言」というのがあるが、自分で「こうなるのではないか」と思って行動していると、じっさいにその予言が現実のものとして成就してしまうという現象。
勝つに決まっていると思って行動すると、勝つ。
③私はこれまで多くの問題を乗り越えてきた
仕事がうまくいかない、高い壁にぶち当たった時に思い出したい言葉。
あなたが今生きているのは、これまで多くの問題を乗り越えてきたから。
いじめ、受験、親友との喧嘩、別れ、トラブル、パワハラなど今まで生きてきた中で、さまざまな困難があったと思う。
だけど、あなたはこれまで多くの問題を乗り越えてきた。自分自身で答えを導き出した時もあったと思うし、誰かが支えてくれた時もあっただろう。
その結果が今であり、今回もきっと乗り越えられる。
④気分じゃなかろうが、とにかくやるしかない
やるかやらないか、気分が乗らないという時に思い出したい言葉。
筋トレしなくちゃ、ブログ書かなくちゃ、スタエフの収録しなくちゃ…けど今日はやりたくないなと、自分のすべきことから逃れたい時に。
似ている言葉で「はいかYESか」「やるか、やるか」などがある。つまり、「やらない」という選択肢はない。
⑤最大の成功は不快感と不確実性、リスクから生まれる
何か新しいことを始めるときは疲れますし、面倒ですよね。そんな時に思い出してほしい言葉。
最大の成功は、「不快感（嫌だな）」「不確実性（うまくいくかどうかわからない…）」「リスク（失敗したらどうしよう）」という３つを感じる場面から生まれる。
私も、ブログを始めるとき、YouTubeを始めるときにこの３つを味わったが、これを乗り越えてうまくいった。
⑥私は何も期待せず全てを受け入れる
最後は無我の境地的な言葉。「人事を尽くして天命を待つ」ということ。
自分ができることを全力でやったら、あとは運を天にまかせる。
『嫌われる勇気』の「他者の課題」と似ている、自分が決められること、相手が決めることを間違えない。
まとめ
自分を勇気づける6つのセルフトークをご紹介しました。
①私には意思がある
②私は勝つに決まっている
③私はこれまで多くの問題を乗り越えてきた
④気分じゃなかろうが、とにかくやるしかない
⑤最大の成功は不快感と不確実性、リスクから生まれる
⑥私は何も期待せず全てを受け入れる
ぜひ困難にぶつかったときに、唱えてみてください。
余談ですが、わたしは毎朝、近所の神社でもらったお札に向かって、パートナー、家族、みんなへの感謝、その日やるべきこと、今日もいい日になると毎朝唱えています。
この習慣で、今日やるべきことが明確になるし「自己成就的予言」のせいか、運が上がっている気がします。
※この記事は「【書評・本要約・音声配信ラジオ】聴きながすだけで学べるキクホン」（standfm、Youtube）の台本となります。本編が気になる方、実際の収録を聴きたい方は、下記のラジオをお聞きください。
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