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「シンクロ率」で「聞く」のレベルがアップしそう

先日、ある方との対話にて「シンクロ率」という言葉が出てきました。
人気アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」で使われる言葉・概念です。パイロットがエヴァンゲリオンを操縦する上で必要な、同調の度合いを表すもの。この言葉が、日常のコミュニケーションにおいても当てはまる、ということです。

エヴァンゲリオンにおいては、シンクロ率が高いほど、パイロットはエヴァを自在に操ることができます。それを相手の方は、対話においても「シンクロ率」ってありますよね、と仰いました。

前回の記事で「ダンス」という表現を使いましたが、「シンクロ率」もそれに近いものに思います。ダンサー同士が息を合わせ、相手を感じながら踊るように、対話においてもお互いのペースやトーンを合わせていくことで、より豊かな対話が生まれていく。そう思います。

そしてそれは、必ずしも長い付き合いをしている方とだけに訪れる、というわけではなく、初対面の方との対話においても訪れます。
実際「シンクロ率」と仰った方とちゃんと喋ったのは初めて(会うのは2回目)でしたが、だいぶ深い話に至ることができました。

ではどうすれば日常生活でシンクロ率を高められるのか。
下記のような点が重要に思います。

  1. 傾聴: 相手の言葉に耳を傾け、理解しようとする姿勢を持つ

  2. 共感: 相手の感情や経験に共感を示す

  3. オープンマインド: 先入観を持たず、新しい考えを受け入れる

  4. 非言語コミュニケーション: 言葉の内容だけではなく、相手の表情やジェスチャーにも注意を払う

  5. 自己開示: 適度に自分自身のことも話し、相手との信頼関係を築く


完璧なシンクロ率、というのは難しいかと思いますが、意識してシンクロ率を高めようとする(素敵なダンスを踊る)意識を持つことで、より深い対話の時間が持てるかもしれません。

意識していないだけで、実際にはもうやっているであろう、「聞く」のシンクロを、もう少し意識してやってみることが、「聞く」を深めるひとつの方法に思われます。


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