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空気、素直さ、好奇心→対話が紡がれる

話を聞く際、相槌、頷きをするのですが、その作用としては「話しやすい空気を醸成する/場を構築する」ことになると思います。

対話の際、変な間、なんか嫌だなと感じる空気(沈黙など)が訪れると、対話が詰まり、流れが滞り、話がしづらくなります。そこを、自然な相槌や頷きでつないでいく。つなぐというか、流れを通す。

相手の話に波乗りするように、心地よいダンスをするように、相槌、頷き、笑い、驚き、相手の話を素直に受けて、反応することで、対話の空気が積み重なっていき、話しやすい空気が作られていく。

そこに必要なのは「素直さ」。わからないことがあれば素直に聞く。わからないことを問われた方は、わかるように話をしてくれる。そのことで、わからないことの解像度があがっていく。
あるいはもしかしたら、相手もわかり切っていないかもしれない。それでも良くて、わからないことがほんの少しわかる、くらいになるまでお互い対話をしてわかり合うようになる。その過程を通して関係性が構築されていく。

そして「好奇心」。相手の話を面白がること。話を聞きながらわくわくしてきたら素晴らしい。そのわくわくは相手にも伝わります。自分の話で相手がわくわくするなんて最高。そこにグルーヴが生まれ、ダンスが生まれ、話者は草原に解き放たれ、自由になる。その瞬間が楽しい。

聞いていて面白い話には素直に笑い、身を捩り、楽しむ。そんな反応を見た相手はおそらく嬉しくなる。嬉しくなって、もっと話したくなる。

空気をつくり、素直さと好奇心で関係を循環させ、対話を紡ぐ。
最近の「聞く」においては、そんなことを考えながら聞いています。

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