夜のじぶん時間がほしい新米ママへ
生まれたての赤ちゃんってかわいいですよね。
もちろん、大きくなっても子は可愛い。
でも、四六時中ずっと「かわいい!」という気持ちで過ごせる人ってなかなかいないんじゃないかな?と思います。
かく言うわたしは、
2022年10月に男の子を出産し、
現在(2023年7月)9か月目です。
生まれた時はもちろん、感動したし、日々の成長に気づくと愛おしさも湯水のようにあふれてきます。
しかし、それはじぶんの時間がないことに我慢できるかというと…
できないんです。
わたしが思う「じぶんの時間」とは、
休息をとれる
ひとりで、あるいは友人と外出する
趣味の時間を持てる
勉強の時間を持てる
など。
息子はミルクを嫌がり、母乳しか受け付けなかったので
うまくお昼寝の時間がとれないと、
家事は片付かない…
抱っこと授乳とおむつ交換の繰り返し。
涙が出るくらい、つらい気持ちになりました。
赤ちゃんからしばらく解放されるまとまった時間が1日に少しでも…3時間でもほしい…!
もしこまぎれ合計3時間ではなくて、
まとまった3時間が作れるとしたら…あなたは何をしたいですか?
もしかしたら…
場合によっては、3時間以上とれるかもしれません。
わたしは息子が6か月になったころ、とある本を読んで
夜の「じぶんの時間」が8時から就寝までの3時間(多くて5時間)を手にすることができました!
その本が、
「赤ちゃんもママもぐっすり眠れる魔法の時間割」(著者:清水瑠衣子)です。
魔法の時間割とは?
タイトルの「魔法の時間割」とは、
赤ちゃんの欲求に沿った形で組まれている生活スケジュールのことです。
赤ちゃんが一番初めにおぼえることは、生活リズムです。
注意してほしいことは、ママの都合のいい生活リズムを植え付けるのではなく
赤ちゃんの欲求に沿って、時間通りに授乳やお昼寝をさせてあげることがポイントです。
この本には、生後3週間~15か月ごろの生活リズムを整える方法が書かれています。
魔法の時間割で変わったこと
赤ちゃんが泣きだしてから、授乳したり寝かしつけたりしたことはありませんか?
わたしはそれが当たり前だと思っていました。
しかし、それを続けると、
いつも不機嫌になる
泣き出すと手が付けられない
など、子ども自身が自分のご機嫌を取れないようになってしまうそうです。
そこで、月齢ごとの正しい授乳時間とお昼寝時間を実践することで、
以下のような傾向があります。
・赤ちゃんの生活リズムが整えられるので、予定を立てやすい
・欲求が満たされているので、赤ちゃんがむやみに泣かなくなる
・ひとりでも眠るようになるので「ママじゃないとダメ!」がなくなる
・赤ちゃん自身が自分をコントロールできるようになる
などなど。ママにとっては良いことづくしなんです。
わたしは、息子が6か月になって実践しましたが…
9か月目になった現在、
お昼寝も夜の就寝も自分でコテン…と寝てくれるようになりました。
夜はなんと…19時台には寝ます!
それ以降、朝まで授乳はいらないので
わたしが就寝するまで「じぶんの時間」です!
我が家の具体的な変化は、
実践4日目から寝かしつけ抱っこがいらない
朝5時までぐっすり寝てくれる
自然と卒乳(ミルクを飲むようになったんです!)
よく笑う
関係あるかわかりませんが…ずり這いをマスターしてから、
つかまり立ち→ハイハイの成長スピードが早い気がします。
(個人差なのかもしれませんが)
デメリットは、帰宅した夫が週末しか息子の顔を見れないことですね。
その分、週末はめいいっぱい遊んでくれています。
魔法の時間割を実践してほしい人
「魔法の時間割」は、よくあるような育児の研究ではなく…南アフリカの慣習だそうです。
(一部の研究成果ではないところが信頼できる!と思いました)
この本を読んでほしい人
・0歳~1歳児のママ、プレママ
・夜泣きをなくしたい(とくに完母は夜泣き期間が長いそうです)
・たまには誰かに預けて出かけたい or 預けないといけない
・なんで泣いているのかわからないときがある
・たくさんの育児情報に振り回されて何が正しいのかわからない
赤ちゃんが小さいほど、効果はすぐ出ます。
3ヶ月目の赤ちゃんに実践したママ友は、
少し前までは10分も寝てくれない…と頭を悩ませていたのですが
なんと、実践したその日から効果が感じられたそうです。
「じぶんの時間」を確保できて、大喜びしていました!
魔法の時間割以外の内容
月齢ごとの時間割以外にも、十分すぎるほどの有益な情報が載っています。
・月齢に合わせた離乳食のレシピ
・離乳食のスタート時期がわかる
・月齢ごとの成長(おすわりができるなど)
・月齢ごとの触れ合い方
・しつけのヒント
などなど。
一部抜粋して紹介します。
作者がアフリカで出産した時、産後に通う専門のクリニックに通っていたときのお話です。
そこでは、ミッドワイフ(日本でいうところの助産師)が子育ての指導・ケアをしてくれます。
この時、作者自身もこの育児法に対する信頼が増したそうです。
わたしも読んだとき、小さなお子さんがいるママやプレママに配りたい…!と思いました!
初心者ママのわたしはかなり助かっています。
たびたび困ったときに開いては、育児の教科書にしています。
買うなら絶対に単行本
Amazonで購入するとき、kindleか単行本か選択できると思いますが、
わたしは絶対に単行本をおすすめします。
理由は3つあります。
ひとつ目は、夫と共有できるからです。
kindleだとアカウントを共有しない限りは、読ませてあげるのって難しいですよね。
わたしは壁に魔法の時間割を書いて貼り付けていました。
気付いたら、夫が次の月齢の時間割を書いて貼り付けてくれていたのです。
それが、こちらです。
ちゃんと、離乳食やおやつの内容もメモしてくれています!
こうやって共有できるのってとてもすてきですよね。
なによりも…ママがいない時、パパがそれを見てお世話してくれるのってとても楽じゃないですか?
ふたつ目の理由は、
教科書代わりにできるからです。
電子書籍はライブラリーにたくさん本を入れていて、すぐに取り出せないので
リビングにおいておけば、ふとしたときにパラっと読むことができます。
月齢のページに付箋やインデックスを貼っているので、すぐに開けるのも便利です。
3つ目は、人におすすめしやすいからです!
一つ目と似ていますが…
単行本なら貸し借りができるので、同じ悩みを持つママにも読ませてあげられますよね。
上の子がいて、育児慣れをしているママにもぜひ読んでほしい1冊です。
心の余裕がないばっかりに、わが子を「かわいい」と思えない自分を
解放してあげてください。
一緒に、楽しいママライフを送りましょう。