自分のコミュニケーションは大丈夫？

前回は
関係性の善し悪しをつくるのはコミュニケーションだとお伝えしました

正しいコミュニケーションをすれば
良好な関係を築くことができますし、
逆の場合は
信頼を得ることもできません

では
正しいコミュニケーションとは
どのようなものなのでしょうか？

コミュニケーションの定義は次のように考えます

１．双方向であること
２．続くこと
３．オーダーメイドであること</strong>

一つずつ確認しましょう

１．双方向であること
話がどちらかの一方だけが話すなど一方通行ではなく
常に自分と相手の言葉も感情の交流も双方向であること

２．続くこと
コミュニケーションは
キャッチボールやバドミントン、テニスのラリーに例えられるように
両者とも相手が受けやすいボールを投げて（打って）続けること

３．オーダーメイドであること
コミュニケーションには決まった形はなくて、
相手に合わせて作るものであること。
思考の癖や話すスピードなど、
相手の特徴に合わせるということです。

この３つがそろって、
初めてコミュニケーションと言えます。

そして
コミュニケーションを成立させるために必要なこと

それは
１．傾聴すること
２．共感すること（＝否定しない）
３．質問すること
です

１．傾聴

とにかく、相手の話を聞くことに徹する。
・途中で口をはさんだり遮ったりせずに最後まで聴く
・相手が話すときは目（顔）をむけて聴く
・あいずち、うなづきのリアクションをする
・聴く際の表情（強張らないように）に注意する

２．共感
例え合意しなくても、否定しない。
・否定で相手の話す意欲を削がない
・共感できる場合は、それを伝える

３．質問
質問するから相手は考えてアウトプットする
質問は双方向、続けるための基礎

特に相手にとっての良質な質問は
相手に気づきを与えるから

初対面や付き合いが浅い人に対して、
また
苦手だなと感じる人に対しては、
正しいコミュニケーションが特に必要です

あの人のことを
好きだ・嫌いだというのは
コミュニケーションの取り方が合わない（合わせにくい）のが原因です

合わないからといって付き合わずに済むのならばいいのですが、
仕事上で付き合わざるを得ない場合や
接触を避けられない場合などは
関係性をつくっていかないと
人間関係のストレスに発展してしまいます

苦手な人を作らなければ
余計なストレスを感じることもなく
人生はもっともっと楽しいものになります

ですから
正しいコミュニケーションができているか
一度、振り返ってみることをお勧めします

コミュニケーションは
相手ファーストで成立しますからね！

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