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インタビューの先にある質問のカタチ

梅雨明けしたとたんに
激暑の真夏に突入した感があります

少し外に出るだけで
滝のような汗が流れます

熱中症に気を付けてお過ごしくださいね

この前の土曜日に
オンラインセミナー<ベーシックコース>に参加した方を対象に
<アドバンスコース>を実施しました

コーチングについて主に基礎的な考え方を確認したベーシックに続き、
今回のアドバンスでは、
実践することが目標でした。

2人ペアになっていただき、
コーチ役・クライアント役に分かれて
セッション練習をしてもらうスタイルです。

初対面の人どうしなので
アイスブレイクの時間も十分に確保してもらい、
さて練習スタートです。

様子を見ていて、
対話を進める上で重要な<質問>について、
参加者皆さんの基本的な質問力の高さには驚かされました。

ところが・・・

それはインタビューに終始してしまっていた

インタビューと
コーチングにおける質問の目的

何度もお伝えしているとおり、
コーチングとは
対話を通して
相手に内省(内側への問い)を促して
「どう在りたいか」「どうしたいか」、
そのために何を目指し、どんなふうに進めたいかを言語化することで、
目標・目的の達成に自立自走できるようサポートする方法です。

凝り固まっている視点に変化を生み、
狭まっている視野を広げることで
自己決定などの自己肯定感も向上させ、
継続的な実践によって前進すること。

対話の中でもポイントとなる質問は
記憶を引き出す質問(クローズドクエスチョン)と
考えや感情を言語化する質問(オープンクエスチョン)を
うまく使い分けることも必要になります。

インタビューは
どちらかと言えば記憶を引き出すことによって応えられるもの
と考えています。

例えば
これまで身につけてきた知識や技術的スキル、
本人を取り巻く環境、
経験してきたことなどは、
心の内側への問いというよりも
事実を確認することがインタビュー。

本人がそのインタビューに答える中で
「将来への漠然とした不安もありますが・・・」
と言っているのに、
次の質問に入ってしまうというのも、
コーチングの経験が少ない人にはよくあることです。

コーチが注目すべきは
「漠然とした不安」
なのです。

漠然としている何かを
心の内側への自問によって言語化する

すると
漠然としたモヤモヤ感の原因(根っこの部分にあるもの)が見えてくる

それは大きく深いものなのかもしれないし、
口に出してみたら、実はそれほどでもなかったことに気づいたりもします。

原因を正しく把握し理解できれば
じゃあ、どうしようか?
何ができる? できない?
何を持ち続ける? 捨てる?
具体的にどうしたら自分にはできる?
といった展開につながっていくわけです。

この心の作業を促すのが
コーチングにおける質問なのです

インタビューは、
聞き手に「そうか、そうなんだ!」と気づきが生まれます

コーチングは
聞き手であるコーチに気づきが生まれても意味はなく(あまり)、
あくまでも本人の内側に生まれるものに意味があるのです。

同じ質問でも
インタビューとは大きな違いがありますね

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