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支援という言葉を使わないこと。

何かに賛同する、事業に可能性を感じる、誰かを応援したいと思うことがある。

そんな時、投資家として出資する手もあるのだろうけど、事業家とはコアな価値基準が異なるし、利益相反も起きることがある。その点「自分が事業自体に参画して、実務で汗を流す」という方法が、実は一番良い。

僕も創業者として、投資家よりも、とにかく喜怒哀楽を共にし、一緒に苦しみを乗り越えられる仲間が欲しかった。同時に、次は誰かにとって僕自身がその役になれれば良いなぁ、とも思っていた。

そんな時。

良い出会いが続いて、いつのまにか実務をパタパタとやり始めてしまった会社がある(いやマジでw)。裏方仕事だし、兼業だけどね。その会社の魅力を語るのは野暮だけど、まぁ一年で3倍くらいには軽々できる可能性に溢れていて、同時に課題もたっぷり溢れている状況だ。

参加とか、参画と言えば良いのか。
気付いたら、成り行きでここにいる。支援やコンサルしたいなんて上段に構えたことはなく、"なんとなく足が向く"ことを心地良く思う自分がいる。

振り返れば、20代は圧倒的な修行の量と、スキル獲得の時代だった。30代は沢山の挑戦や失敗と、少しばかりの成功を得た時代。そして40代はインキュベーターやエンハンサーとしての10年にするぞ、と意気込んでいる今。

各地を飛び回りながら、行動を起こす人を生む仕組み作り、事業化を進める仕組み作りも、幾つか手掛けている。

それらプログラムを通じても、また個別企業や挑戦者に対しても、おカネやクチだけ出す「支援」や「コンサル」なんて、(少なくとも僕の辞書の中からは)無くしたい。

40代は、30代以上に色々な人と一緒に、色々な環境で汗を流して行くつもりだ。

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