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Food5.0 (食の未来像)

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Food5.0はキクチの造語。これから訪れる、食べ物や食べることの「未来」を描き出しながら、日々の気付きを書き留めていきます。動植物の進化、人類の歴史・文化、文明・テクノロジーな…
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2019年11月の記事一覧

フードロスに取り組む人が増えても、フードロスが解決しない理由。

最近、フードロスに取り組んでます!余った食材や規格外野菜を食べるイベントやります!という人が増えた。特に若い世代の取り組みとしては、気候変動マーチ(行進)、脱プラスチックに次いで、多いのではないだろうか。 日本に限って言えば、この動きは昨年くらいから急加速した。フードロスに取り組むベンチャーにVCの資金がつくくらい、まるで「成長分野」のような空気がある(成長しちゃイカンだろw)。 しかし、僕としては「なんで今ごろになって急に?」という感覚が拭えないのだ。 農水省が、ロス

あなたも私も味音痴で、味音痴しかいない幸せな(争いなき)世界が来るかも知れない。

美味しい、いや、美味しくない。 美味しいと言っている人の気が知れない。 私の味覚はマトモだけど、あの人はマジ味音痴。 なんてやり取りが絶えない、1億総グルメ社会ニッポン。 食○ログで点数の高い店(=単価の高い店?)にはほぼ全員が手放しに「美味しい!」と愛と自己顕示欲に溢れた書き込みをするが、それほど点数が高くないお店の口コミを是非、ご覧頂きたい。 "誹謗中傷は禁止"がルールだから、書きぶりは「慇懃」なのだが、美味しくない、美味しいと言っている人の気が知れない、と(明言は避