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グランパスアカデミー×キクチメガネ    スポーツビジョンってなに?にお答えします。【後編】

こんにちは。キクチメガネnote編集部です。前編に続き、後編ではスポーツビジョンのチェック項目やスマホとの関係性についてご紹介していきます!

その他実施したスポーツビジョンのチェック項目

1静止視力
止まっている目標を見る視覚機能の中で重要になるベースの能力。
2動体視力
動きのある物を見分ける能力。低いとボールに対する反応が鈍ってしまう可能性。
3眼球運動
ランダムに表示される記号を目で追い、識別するテスト。眼球を適切に動かす機能を測る。
4目と手の協応動作
動いている物に対してどれだけ早く、正確に反応できるかを測る。
5コントラスト視力
明暗のコントラスト状態の中で識別する能力。低下すると環境によってプレーに変動が出やすい。
6深視力
動いている物体に対する視力を測る検査。奥行きや遠近感をつかむ能力を測定。
7瞬間視
見た物を一瞬のうちに入力する能力。チームメイトや相手選手との位置を瞬時に把握でき、ボールへの反応にも関係。
8利き目
利き手があるように目にもある利き側を調べる。
9カバーテスト
左右の目の向きを確認。
10フリッパーテスト 
目のピントを合わせる柔軟性を測定。

視力を守るために。スマホとの関係性を見直して欲しい


学校などで計測する「視力」は、静止している物を見た場合の数値です。静止視力は、視覚機能のベースとなる数値なので、その視力を維持していくことは大切です。最近はスマホで動画を見たり、ゲームをしたりと、近くで物を見ることが増え、子どもたちの視力低下が進んでいます。瞬きが減ってドライアイになりやすく、つい長い時間見てしまうと睡眠の質にも影響していきます。スマホやゲームと上手に付き合って目を守り、視力の悪化を防ぎ、目を守る生活を見直しましょう。

アカデミー選手には、フリッパーテストで目のピントを合わせるチェックをしました。この検査結果が良くなかった子には、スマホやタブレットの使用で目が疲れやすい為、特に注意して欲しいと伝えました。

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「スポーツビジョン」でグランパスアカデミーを支えます


攻守がすぐに切り替わり、ゲームスピードが速いサッカー。巧みなセットプレーで頭脳を使い、足だけでボールを自在に操ってゴールを目指す選手たちの姿に私たちは熱狂し、声援を送ります。
そんなハードなスポーツを続ける選手にとっては、スポーツビジョンをバランスよく使い、その視力を維持していくことがパフォーマンスを最大限に発揮できるベースになっています。

 心身の成長過程にあるアカデミー選手にとっては、自分の視力を知り、ケアしていくことがサッカースキルの向上にもつながることを知ってもらう絶好の機会になりました。

キクチメガネは、一人ひとりの測定結果をもとに視力の特性を生かした対策法をチームへと提案していきます。そして思う存分、ピッチを駆け回って最高のプレーを発揮できるよう、これからもスポーツビジョンの側面からサポートを続けていきます!

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