BSP 新選組-完結編- 終ノ章


暁、宵、終の全三部6話構成
終は池田屋事件後~近江屋事件の5話、隊士それぞれの終末~五稜郭の6話


吉田稔麿(松田)が客席後方下手通路からフェードイン。通ったところから照明が落ちていき、ステージ到達のタイミングで稔麿の手持ちの灯りのみに。素足で音を立ててゆっくり歩き回る。人物紹介は伊東甲子太郎と山南。どこの長唄かと思ったら稔麿による紹介。ここまでかなり不気味な感じ。


伊東、藤堂平助暗殺シーンから。OPは1人ずつ役名とキャスト名の名乗り。次々来る。龍馬は映像で見た稔麿に比べてかなり声張ってる。ダンスは綺麗に揃ってて気持ちが良い。

セットはステージの上にステージがある感じ。話はほぼ上ステージのみ使用。下ステージ(?)で次の役者が待機していて場面転換が一瞬で行われる。


格子扉が動いて場面転換するところも有り。扉を開ける動作に合わせて格子扉の人が動かす。
羽織の使い方も特徴的。新選組羽織で波を作ったり、感情表現したり色々。

展開がかなり早い。キャストほぼ無知で行ったため、誰が誰だかわからない部分がしばしば。
伊東藤堂暗殺シーン一瞬だった。

所々隊士たちが語り(群唱)。大勢で言ってるとは思えないほど揃ってる。



出番の多さで言えば5話→沖田坂本>伊東>近藤土方。6話→土方>近藤沖田>>>立川主税
土方の最期で立川に刀託してたけど、実際は市村鉄之助じゃなかった?演出上の変更か。(→市村ではなく実際は立川、というのが最近の見解らしい?)

慶喜と龍馬
龍「釣竿を川に投げるんですよ!」
慶喜竿ごと投げる
龍「竿から手は離さないで、竿の先の!糸の先の!餌を!投げてください泣」
慶「先に言ってくれ」
龍「ああもう!私が魚を追い込むので!」
(ここで唐突に上を脱ぐ。側転で川に飛び込む。魚役を姫抱っこ)
龍「釣れました!」魚役を後ろに放り投げる


坂本沖田のシーンは基本コミカル。間に挟む音楽でも坂本一人だけニコニコ楽しそう。
逃げ回る時にアクションあるけどクルクル回る。飄々とした、でも存在感は十分。


近江屋でスローから一瞬で通常スピードに戻るシーン。殺陣が速い。
途中斬られる前の坂本は動きに無駄が無いのに、1回斬られた後から段々大きな動きになっていくのが細かい。最期は1回止まってから一気に倒れてたけど、座席(中~後方)まで倒れた振動が来る。赤い照明。

カテコ坂本龍馬役松田
松「まだ、他の章を観たい方!暁、宵、あります!東京と大阪!終!まだあります!ぜひ!」
単語の羅列みたいでまとまり無くなってて、周りちょっと笑ってた。






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