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犬を手放す人が増えていると聞いて

泣きながら、怒りながら、感情がぐちゃぐちゃのままこのnoteを書いている。

在宅勤務の流れが広がった3月ころから、ペットを飼う人が増えたり、保護犬・保護猫の引き取りが増えたりしているというニュースは知っていた。

正直、嬉しくなかった。犬が大好きだからこそ、素直に喜べなかった。

もしも在宅勤務の流れが終わり、飼えない状況になったらどうするのだろう。
もしも想像以上にお金がかかることを知らず、面倒を見られなくなったらどうするのだろう。

大切な命を預かるということなのに、小さな命が自分に委ねられるということなのに、その責任の重さを自覚し、きちんと飼い方を勉強する人はどれだけいるのだろう。

わたしは普段、犬に関するNPO・NGOのホームページをこまめにチェックしている。

先ほど見たページにはたくさんの保護犬・保護猫がおり、衝撃の保護経緯が書かれていた。

ペットショップで買ったが、犬の匂いが気になり飼育困難
思った以上に子犬を育てるのが大変で飼育困難

どうしてなのだろう。一定期間が経てば殺処分されることを知っていて、それでもなお育てることを放棄したのだろうか。

最近の情勢にかかわらず、このような理由でペットを手放す人は少なくない。一生理解できないけれど、わたしはもう諦めて理解することにした。こういう人たちに期待するのは無駄なのだ。

だから仕組みを変えるしかない。ペットショップでお金を払うだけで、ろくに育て方の講習も受けずに飼えてしまう日本の仕組み。

今のわたしにできることは何も無くて、悲しくて悔しくてせめて募金をした。

何をすれば良いのだろう。

以前は現地に赴いて行うボランティアに行きたいと思っていたけれど、それは自分がやったという実感が欲しいだけで、実際はお金を寄付したほうが為になるのではないか、とか。

海外のペット事情を勉強しているけれど、知識として蓄えているだけで何も行動していないな、意味がないな、とか。

結局仕事だけで精一杯で何もできないまま終わってしまうのではないか、とか。

身勝手な自分都合の不安ばかり浮かんでは消えて、現にわたしは何もしていない。こんなに強く憤るなら、どうにかしなきゃと思っているなら、ちゃんと行動に移さないといけない。

怒りに任せて書いているから終わりが分からないけれど、もしこれを読んでくれているあなたがペットを買っているのなら、どうか一生大切にしてほしい。わたしも出来ることをきちんと実行に移します。

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