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NSA 4日目最終日

NSA最終日となりました。

9:00AM Keynote presentation 


Matice Morrisの発表を聞きました。彼女は大学で修士課程を卒業したが吃音のために就職できなかった。しかし、Youtubeで自分の吃音のことを発信し、登録者が2.8万人もいる。一番再生数が多いのは、吃音 vs Siriと、吃音者なら、Siriがうまく使えなくて、困惑することもあったのだろう。Youtubeと書籍出版し、多様性を受け入れる会社に就職することができた話を聞きました。




keynote


10:30AM Genetic Discoveries and Other Heath conditions

Shelly Jo Kraft(Wayne State Universityの准教授)の研究報告。NSAからたくさんの研究参加者があり、それの結果報告でもある話。3番染色体にSSUH2(サーツゥー)遺伝子が候補に挙がっているとのこと。新しい発見で、論文を待ちたいです。

また、Dillon Pruett は、電子カルテ記録から、吃音の併発症について調べる研究を報告していました。
Pruett, D. G., Shaw, D. M., Chen, H. H., Petty, L. E., Polikowsky, H. G., Kraft, S. J., … & Below, J. E. (2021). Identifying Developmental Stuttering and Associated Comorbidities in Electronic Health Records and Creating a Phenome Risk Classifier. Journal of Fluency Disorders, 105847.

Gene discovery

1:00PM Using virtual reality as an enhanced treatment tool

John Tetnowski(Oklahoma State Universityの教授、PhD, SLP)

青年期の4名に対して、VRを行い、吃音頻度が3名/4名改善し、平均心拍数が低下したとのこと。Jerryとの知り合いであり、よろしく伝えてほしい、と依頼があった。やはり、吃音での問題となるtransferに注目されているようだ。

VR


Transfer



Johnと


First Timer closing

最後のFirst Timer closingでは、自分の体験をマイクで話すもの。私も話させていただきました。あとで、あなたのスピーチは良かったよ、と反響があり、やはり、前に出ることは大切だと思いました。

Closing ceremony

最終のclosing ceremonyでは、東西のクイズ勝負に時間を費やし、本congressの立て看板などをもらえる抽選がありました。

次回は、St. Louis(41回目)で開催の動画が流れました。その後、すぐ終わりました。なんか、日本みたいに、締める、という感じではなかった。夕方も夕食があるからかな。
とりあえず、4日間参加できました。
感想としては、日本との違いは、積極的な発言。すべてのプログラムで積極的に発言していました。それに付随して、オープンにどもっている人が多かったです。女性の吃音者が積極的でした。Eye contact, Confidenceという言葉が多く聞けました。初参加者、internationalの人に優しい。LGPTQ+の人のための理解も。日本人はShyですが、アメリカ人は目が会い、話しかけやすかったです。


Tom Lovett


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