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僕のダンジョン飯とロボコ

息子は、学校の宿題をちゃんとやっている。えらい。当たり前なのだが、当たり前をできるのはえらいことだ。
今日は、計算ドリル2ページと漢字のプリント1枚と音読と自主学習だ。
息子の勉強スケジュールは夕ご飯の後30分と朝起きて30分やる。
まず、彼は宿題を見て一番簡単そうなものから手をつける。
この日は、漢字が楽だと思ったようで、
始めたはいいが、意外とわからない漢字があって頭を抱えていた。
わからない漢字は調べて、プリントを埋めた。
そして計算ドリルを開くと宿題に出ていた2ページのうち1ページは、もう終わっていた!なんと自分サイコー!と喜んでいた。
そして、あと1ページやれば終わりだと喜んで問題を解いた。
簡単だったぜと機嫌がいい。

丸付けは、私も手伝う。答えを言うから、息子が赤鉛筆で丸をつけていく。
3問目で止まる。ん?間違ってる?あれ?問題が違うよ。
あれ?あれ?全部の問題が間違えている!

計算ドリルは問題と解くノートと分かれている。
やってあるページをもう一回やっている!
私は、あはは!やるページ間違えちゃってるじゃんと笑ってしまって、
はっと息子の顔を見たら、泣きそうになっていた。
「大丈夫だよ。やったことは無駄にはならないよ」と励ましたら、
大号泣してしまった。

割り算の筆算の問題が20問、答え合わせをしたら全問正解だったよ、もう1ページは明日の朝の勉強にしようと言うと、
わああああとベッドの方へ泣きながら身を投げ出してしまった。
しばらくは泣いていたが、ベッドの脇に置いてあった「僕とロボコ」という彼の大好きな漫画をおもむろにペラペラめくって笑っている。
現実逃避かな。
それから、明日頑張るよと気持ちを立て直したようだ。

気持ちを立て直せてえらかった。ロボコ、ありがとう。
しかし、なんだったんだ。今のは。

なんだろう食べてる物が悪いのだろうか。と不安になってしまった。
土日は野菜あんまり食べなかったもんな、と思ったから、
野菜をいっぱい入れたカレーにしたんだけどな。
おやつだろうか。スナック菓子結構食べてたな。
気をつけないとな、とかぐるぐる考えてしまった。
明日は野菜をいっぱい入れた豚汁を作ろう。
おやつは枝豆にしよう。

当然、人は食べたものでできている。

「バランのとれた食生活!!
生活リズムの見直し!!
そして、適切な運動!!
この3点を気をつければ、自ずと強い体は作られる」

保健室のお便りに書いてありそうな文言だが、
これはダンジョン飯で感動的な場面で出てくるセリフだ。
大好きな場面だ。

「ダンジョン飯」
私と息子が今、大変ハマっているアニメと漫画だ。
面白いのだ。すごくいいのだ。
息子もこの漫画が大好きなので、食事の大切さを説くのに、
今が絶好のタイミングだ。

「1日3食しっかり食べて、睡眠をとっている俺たちの方がずっと本気だった‼︎」これも主人公のセリフである。
体と心は繋がっていて、
体が元気になると心も元気になるというのも、私は最近やっとわかったことだ。
美味しくて体にいいものを作ろうと思う。



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