いい夫婦でいる秘訣って?結婚2年目から49年目まで、いろんな夫婦に円満の秘訣を聞きました!
こんにちは、基弘会編集部デスクの山本です。
11月22日が「11月22日=いいふうふ」と読める語呂合わせによることから「いい夫婦の日」と提唱されたのは1988年頃からで、この30年あまりですっかり普及した記念日です。皆さんの周りにも、この日を結婚記念日にして入籍された方もおられるのではないでしょうか。
私の結婚記念日も11月。今年で結婚5周年です。
自分たちが良い夫婦かどうかは分かりませんが、人生のパートナーと良好な関係を維持しながら楽しく生活をしようと頑張っております。
最愛のパートナーとはいえ違う人間同士ですから、時には「夫婦喧嘩」もするもので、我が家も先日、数日かけての大バトルをやらかしたばかりです。
これから先の長いであろう人生を夫婦で仲良く歩んでいくためにも、皆さんの良い夫婦喧嘩の仕方をぜひ教えて欲しい!
いい夫婦の日企画!
基弘会編集部にゆかりある皆様から「夫婦喧嘩について」のエピソードを集めてみました。
みなさんの「良い夫婦喧嘩の仕方」、教えてくださ~い!
▼私が悪い?感情に任せた喧嘩はNG!山本デスクの場合(結婚5年)
我が家の場合、夫婦喧嘩のきっかけの多くが、相手に対する不満から起こります。
ですが、その些細な喧嘩をこじらせるのはわたしの「怒りのボルテージ」。
例えば、わたしが夫に洗濯物を取り込んで欲しいとお願いする。
ああわかったー、と返事をする夫は、しかし携帯ゲームに夢中でなかなか実行しないまま。
そんな夫に痺れを切らしてわたしが洗濯物を取り込み、ムカムカした「怒り」の感情のまま、夫に不満をぶつけると
「洗濯物は自分のタイミングで取り込むつもりだった。だが、そんなに感情的に言われると、もう何も言えない」と、私が「怒り」をあらわにしている部分について反撃してきます。
わたしとしては、そもそも夫がお願いしたことを「すぐに」実行してくれなことに怒っているのに、なんだか論点をすり替えられて、余計にわたしの怒りはヒートアップ。
そんなわたしを見て夫は余計に冷ややかになり、喧嘩は負のループに入るのです。
お互い頑固なので、こうなるともう話し合いが成立せず、最悪の場合は数日間は口を聞かずに過ごすことになります。
そんな空気に耐えかねて、いつも私が折れて「怒ってごめん」と謝罪する…
なんだか私的には全く面白くない結末を迎えています。
(これを読んで、わたしの怒りに共感してくださる方は、きっとたくさんおられると期待しています。)
仕事ではよく「ストレスを溜めないために、アンガーマネジメントが大切です」なんて研修を受けますが、家庭においても「怒り」の感情は良い結果をもたらすことはありません。
アンガーマネジメントってどんな場面でも大切なんだなぁ…と、しみじみ思っているのです。
▼ゲーム感覚を辞めた時 マズルの場合(結婚15年)
おじさんアスリートにもつながるのかもしれませんが、若くに創業し、右も左もわからない中「勝つ」か「負ける」かを繰り返している何年かがあり、ゲーム感覚で生きてきたように思います。
私の会社は奥さんが経理と総務を兼務していて、夫婦喧嘩は会社の事が絡むことがほとんどです。
特に多いのが「支払い忘れ危機」です。
僕の中ではゲームの参加料が「支払い」、賞金が「入金」になってます。
僕は「支払い」にとても敏感で、少しでも遅れそうになると事前に勘が働いて、奥さんに「これ、きちんと支払った?」と確認します。
そんな時、その直感は大体当たり、未然に防げるという感じです。そんな時はものすごい剣幕で一方的に僕が叱ることになります。
でも多くは僕やシステムに問題があり、改善していくことが本当に大事だと反省してきました。
よくよく考えると、私が怒るだけなので夫婦喧嘩でないかもしれません。家内が声を荒げる場面は見たことがありません。という事でいつも感謝しております。
結婚に「勝つ」「負ける」を求めても良い結果は得られないと思います。
もう一つ「引き分ける」感覚を持つと夫婦喧嘩は無くなるんじゃないかな!
▼終わりが肝心!新婚あいたの場合
新婚といいつつ、本日22日を持って1周年というアニバーサリーを迎えました。
そう、我が家もいい夫婦の日に便乗した数多いる夫婦のうちの一組です。
そんな結婚生活ペーペーの私が夫婦喧嘩をコントロールできないのは言わずもがな。
でも正直、新婚から数年が夫婦喧嘩の起こるピークなんじゃないかと思っています。
だって育ってきた環境が違う2人が一つ屋根の下で暮らし始めて、価値観や習慣の違いに気づくんですから衝突がない訳ないですよ。
だから起こる衝突はしょうがないとして、喧嘩の終わり方や喧嘩後のお互いの心のケアが大切なんじゃないかなあと、ひよっこ夫婦は思うのです。
ちなみに我が家の喧嘩終わりにはルールのようなものがあります。
仲直りのハグです。
ハグすると自然と「ごめんね、言い過ぎた」の言葉が口からでてくるんですよね。
そうすると不思議で、意固地になって譲らなかった喧嘩の原因も、相手に合わせようと思えるのです。
書いていて、ひょっとしてこれは惚気ではとハッとなりました。でもハグするとドーパミンという幸せホルモンが分泌されますし、悪いことはないと思うのでお勧めです。
▼恋愛中のスタイルを忘れない!北斗の場合(結婚20年)
僕なりの1122(良い夫婦)の為に心掛けている事は…
恋愛することです。
昨年11月に結婚20周年を無事に⁈迎える事ができました。
紙切れ一枚で生まれも育ちも違う2人が20年もよく持ったなと今振り返ると不思議で仕方がないのが正直なところですが、周りの方達の励ましやサポートがあったからだと思いますし、奥さんの器が大きかったんでしょうね(笑)。
恋愛中ってワクワクドキドキ感があって楽しかったけど結婚するとそういうのが薄れてくるもので…
こんな話し聞いたことありますか?
結婚するまで男性は現実をみて女性はロマンを抱き、結婚すると男性はロマンを抱き女性は現実を見るんですって。
だから夫婦間でギャップが生じるのは自然なことかな。
と思いつつも結婚当初はしょっちゅう夫婦喧嘩していました。←今は笑えます
それでも今があるのはワクワクドキドキしていること。
夫婦になっても恋愛中のスタイルを忘れないことが大切だと思います。
▼あんた私を幸せにするっていうたやろが全て。72歳里山さんの場合(結婚49年)
私は現在72歳。家内も同じ72歳です。
私は現在基弘会の介護施設で宿直のお仕事をしており、今日も元気で働かせていただいております。
結婚して49年になります。
若かった頃、家内と結婚をしたいとご両親の所へご挨拶に行きましたら、「どこの馬の骨かわからんやつと結婚はさせない!」と妻の父親によくある返事をされました。
私は諦めずに何度も妻の父親へお願いに行き、「必ず幸福にします」と懇願し、やっとの思いで結婚いたしました。
ですがその後の人生、家内には色々と迷惑をかけました。
特にお金に関して私が多少ルーズなところがあり、妻へ相談もせずに大きな買い物をしては、怒らせたりしていました。
文句を言う妻に「何を言うんや、これはこう言う理由でやな〜」とその買い物がいかに良い買い物だったかを解こうとする私に対し、「あんた、私を幸せにするって言うたやろ!」とガツンと一言。
それを言われると私はぐうの音も出なくなります。
そんなやりとりを重ねながら、妻も12回の入退院を繰り返したり、私も前立腺癌や肺癌の手術を受けたり、夫婦二人三脚で助け合いながら、いろんなことを乗り越えてきました。
結婚する時に「必ず幸福にします」と約束した以上、妻の「私を幸せにするって言うたやろ!」は何においても最強の一言なのです。
いろんな夫婦の形があります
いかがでしたか?
最愛のパートナーと喧嘩してしまうことは、どんなご夫婦でも当然あるもの。
「勝ち負けにこだわらないこと」を意識したり、「仲直りの仕方を決めておくこと」だったり、いろんなご夫婦のいろんな仲良しの秘訣が、少し垣間見えたのではないでしょうか。
良い夫婦の日。
皆さんはどんな風に過ごしていますか?
ぜひあなたの良い夫婦喧嘩のエピソードも、教えてくださいね!
Text by 山本デスク
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