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手軽な工具でどんどん広がる!誰でも始められるDIY基本のキ

はじめまして、基弘会で機能訓練士をしております、GENTAです。

私は子供の頃から、モノづくりなどに興味があり、今では趣味でDIYを楽しむようになりました。

最近、DIYという言葉を様々なところで見かけるようになったと感じます。ここ数年でテレビなどのメディアでDIYについて取り上げられることが増えました。タレントが電動工具を使いこなし、DIYしている姿は見ているだけでも、ワクワクしますし、もしかしたら自分にもできるのではないかと興味を駆り立てられますよね。

また、コロナ禍でおうち時間が増えたことにより、自宅で行える新たな趣味として考えておられる方も増えているのではないでしょうか。

ただ、興味はあるけど、道具の取り扱いが方が難しそうだとか、そもそも何から始めたら良いかわからないなどの理由で、躊躇されてしまう方も多いのでは。

今回はDIY好きの私が、これからDIYを始めてみたい方や、興味はあるけど一歩が踏み出せない方に向けて参考にして頂けそうな情報を発信したいと思います。

DIYの大まかな流れ 

まずはDIYを行うにあたり、頭に入れておきたい全体の流れを簡単にまとめてみました。

①    完成をイメージする

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まずはざっくりでもよいので完成形をイメージして見てください。自分の作りたいモノのイメージだけではなく、それを置く場所や実際に使っているところもイメージしておきます。
先に完成形をイメージしておくことで、実際に作り始めてからの失敗が減ったり、不要な道具や材料を買いそろえてしまうといった無駄も少なくなります。

②    イメージしたものを図にしてみる

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ここでは本格的な設計図を書かなくても良いです。イメージしたものを書き出すことで、少しずつ具体的なものにしていきます。例えば、棚を作るとなった場合、何段のものにするか、扉や脚を付けるか、付けるならどの位置につけるかなど、わかる範囲でイラストや説明を付け加えておきます。

③    採寸する

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ある程度、作りたいものがイメージ出来たら、採寸を行っていきます。
完成品を配置する場所の幅、奥行き、高さを図り、周辺に扉など干渉してしまうものがないか注意深く観察します。もし干渉してしまうものがあれば、そこも忘れず採寸しておきます。

④    設計する

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採寸した情報をもとに設計図を書きます。設計図には、全体と材料ごとの寸法を記していきます。ここで必要になる材料や道具を割り出し、その数量も書き出しておくと、後で買い足すことも少なくなります。
材料を加工する順番や組み立てる順なども決めておくことで作業をスムーズに進めることが出来ます。

⑤    材料を用意する

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設計図を基に必要な材料を用意していきます。使用用途に合った材質であるか、使用上十分な強度を確保できそうかなど、実際に手に取りながら考えていきます。材料の加工に必要な道具があれば、合わせて準備しておきましょう。

⑥    墨をつける

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材料を加工する際に必要となる線などの印をつけることを墨付け墨入れケガキなどと呼びます。墨付けの精度が仕上がりに直結すると言っても良いほど、重要な作業です。

⑦    加工、組み立て

組み立て

墨付けした材料を加工していきます。電動工具などを正しく使用することが出来れば、作業効率が上がり、仕上がりも美しくなります。
組み上がったら、ぐらつきがないか、強度が確保されているかチェックします。

⑧    仕上げ

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必要に応じて、磨いたり、塗装をして仕上げをします。
塗装を行うことで、見た目が変化するだけでなく、材料を保護して作品を長持ちさせることが出来ます。

以上が大まかな流れになりますが、これが絶対の正解ではありません。経験のなかで自分なりの作業工程を見つけていくのもDIYの楽しみの一つではないかと思います。

とにかくつくってみる!

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全体の流れは理解できたけど、自分にできるか不安と感じる方もおられるかもしれません。

そんなときはまずは簡単なものから初めてみましょう♪

初めてDIYを行う場合には、作業工程が少なくて済むものから始めてみるのがおススメです。たとえば、完成品を塗装して風合いを変えてみたり、リメイクシートを貼ってイメージをガラッと変えてみるのも面白いです。

もう少し手をかけてみたくなった場合は、すでに周りにあるものを上手く活用してみるのもいいと思います。例えば、すのこやワイヤーネットを用いて棚などの収納用品を作っておられる方をよく見かけますよね。

アイデア次第で、周りにあるアイテムを活かして、素晴らしい作品をつくることができますよ!

もっと本格的にやってみたい!

簡単なものから作り始めて上手くいくと、もう少し難しそうなものにも挑戦したくなるかもしれません。そうなった時にあると便利な道具について説明していきます。

メジャー

長さ、幅、直立性、ロック機能など使用用途に合わせて選ぶ必要があります。

差し金

ただ、長さを図ったり、線を引くだけではありません。使いこなせればDIYの幅もグッと広がります。職人の方などがYouTubeで解説している動画もありますので参考にしてみて下さい。

クランプ
物を挟むときに使う道具です。物を固定したり、接着するときに使用します。形状や挟む力は様々なものがあります。

電動ドリル

一口に電動ドリルとまとめられてしまうことがありますが、いくつかの種類があります。
値段もピンキリなので、買ってから後悔しないように下調べをされたほうが良いと思います。
ビスを打つ、穴をあける、加工するものの素材、厚み、などを考慮しながら選ぶのがおすすめです。コードレスタイプを選ぶのであれば、バッテリーの互換性などもありますので、最初のメーカー選びも考えておいたほうが良いです。

他にもあると便利な道具はたくさんありますが、特に使用頻度の高いものを挙げてみました。持っておいて損はないと思いますので、これから本格的に初めてみたい方は最初に揃えておいても良いですね。

電動工具を使ってみたいけど、環境によっては電動工具の使用が難しいこともありますよね。賃貸マンションの場合は、工具を使用した際の動作音が気になったり、材料を加工した際にでる粉塵やゴミなどなど、、、

そんな方々でもあきらめるのはまだ早いです!

ホームセンターをフル活用しよう!

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DIYの人気が高まってきたことにより、ホームセンターでもDIY関連のサービスを提供している店舗が増えてきました。

例えば、先に述べたように作業を行うための環境がないといった場合に、ホームセンターの一角をDIYの作業スペースとして貸し出してくれている店舗があります。

他にも使いたい工具が手元にない場合や、使用頻度が低く購入するほどでもないことってありますよね。

そんな時に役立つのがレンタル工具のサービスです。店舗によって料金は異なりますが、およそ500円前後でレンタルする事が出来ます。ただし、先端工具(ビットや刃など)は別途購入が必様な場合もありますので、注意が必要です。

他には購入した資材を家まで運びたいけど、自家用車では乗らないことや、そもそも車を持っていないこともありますよね。

そんなときは軽トラックの貸し出しサービスを利用するのも一つの手です。資材だけでなく、店舗で購入した大型家具を運ぶ時にも役立ちそうです。長物の資材や大型家具の購入を検討されている方は、店舗のサービスカウンターやホームページ、また資材売り場付近に掲示されていることもありますので、ぜひチェックしてみて下さい。

このように、ホームセンターのサービスを活用することで、様々な問題点をサポートしてくれるはずです。

初めてのことをスタートするには、不安やためらいがあることだと思います。

今回の記事を読んで頂いたことで、DIYに興味を持ったり、最初の一歩を踏み出すキッカケになる方が一人でも増えれば嬉しく感じます。実際に初めてみるとイメージ通りにいかないことや失敗を経験することもあります。ただ失敗から生まれるアイデアや、次回に活かせる改善策を見つけるのもDIYの楽しみの一つだと感じています。

ぜひ皆さまにもモノづくりの楽しみにふれてくださいね。

Text by GENTA

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