アマゾンプライムで見る！家族で楽しめる映画レビュー

こんにちは、基弘会編集部のあいたです。
ステイホームがだいぶ浸透してきましたが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
基弘会編集部でもこの「おうちじかん」が楽しく過ごせるよう、微力ながらお手伝いしたいと思います！

今回のテーマは「おうちで映画」です。
いまやネット環境があればレンタル屋さんへわざわざDVDを借りに行かずとも、膨大な数の映画やドラマを視聴することができますよね。しかも最近流行りのVOD（ビデオ・オン・デマンド）サービスでは、毎月定額で様々な動画が楽しめます。
大手でもこれだけVODサービスを展開する会社があります。

・dTV　　・Hulu　　・U-NEXT　　・DAZN
・Amazonプライムビデオ　　・Netflix
・dアニメストア　　・ビデオパス　　・TSUTAYA TV

※ちなみにVODは配信会社で価格やサービス内容が異なります。「VOD　比較」などで検索すると様々な比較記事がヒットするので、自分に合ったVODはなにか一度探してみることをおすすめします。

このなかでも今回はアマゾンプライムビデオで見ることができる作品を紹介します。
特に、学校に行けずステイホームな子供たちといっしょに「家族で楽しめる」という観点からセレクトした作品を、注目シーンとともに紹介していきたいと思います〜！

▼MICメン・イン・キャット（2016）

https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B071CMS9K8/ref=atv_dp_share_cu_r
俺様経営者で家庭を顧みず、仕事中心の毎日を過ごしていた主人公のトム。ある事故がきっかけで娘にプレゼントするはずだった猫に意識が移ってしまい、人間の体のほうは人工呼吸器につながれた危険な状態になってしまいます。トムは人間に戻る方法を探りつつ、猫の「ミスターもこもこパンツ」として妻や娘と日々を過ごしていくうちに疎かにしていた家族との時間の大切さに気づきます。果たしてトムは人間にもどれるのか！？

この映画、猫の外見の可愛さとその中身のおじさんの心の声のギャップもおもしろいんですが、猫の姿になったことで妻や娘、前妻との間の息子の「自分への気持ち」を知り、自分の思いと相手の気持ちのギャップに気付き心を入れ替えていくトムの成長も見所。
猫（中身おじさん）のいたずらで笑えて、家族の絆にちょっとグッとくる家族で見るにはもってこいの映画です！

＜このシーンに注目！＞
幼い頃の娘と踊っていたダンスを猫の姿で再び踊り、思い出に浸るトム

▼Song of the Sea（2016）

https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B07PF8NYBB/ref=atv_dp_share_cu_r
アイルランドに伝わる神話をベースにした、妖精セルキーの母親と人間の父親の間に生まれた兄妹の冒険物語です。セルキーの血を濃く受け継いだことで妹のシアーシャは悪い魔女に狙われ、さらわれてしまいます。幼いシアーシャに優しくできなかった兄のベンですが、母親から教えてもらった歌を手がかりにシアーシャを助けるため奮闘する姿が描かれています。

アニメーションのタッチや画面の構成がまるで絵本を動かしているかのようで、その独特な世界観に引き込まれていきます。監督がジブリの大ファンということもあり、千と千尋の神隠しや崖の上のポニョをオマージュしたような場面もあるので探してみるのも楽しいかもしれません。

ちなみに、同じ制作スタッフが手がけたブレンダンとケルズの秘密

もアマゾンプライムで視聴可能です。
Song of the seaが気に入ったらぜひこちらも見てみてください！

＜このシーンに注目！＞
シアーシャの歌に耳を傾ける岩場のアザラシちゃんたち…とてもかわいい…
よく見るとちょっとずつ表情が違うんです

▼白雪姫と鏡の女王（2012）

https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B00JAA9GG0/ref=atv_dp_share_cu_r
白雪姫というと誰もが知っている不朽の童話ですよね。この「白雪姫と鏡の女王」は白雪姫の物語をコメディ&アクションテイストに大胆アレンジした、異色の映画です。原作との大きな違いは白雪姫が王子様に救われるかよわい乙女ではなく“戦う白雪姫”だという点。自らが剣を持って知恵を付け、女王の浪費で貧困にあえぐ民と、女王に魔法で手懐けられてしまった王子を救うのです。
女王VS白雪姫の『女の戦い』なわけですが、陰険なところはなくアクション映画として楽しめる作品に仕上がっています。アレンジが効いている分、白雪姫のはずなのに知らない物語のようでワクワクしながら視聴できますよ。
絢爛豪華で時に奇抜な衣装もこの映画の見所の一つなのでぜひ注目してみてください！

＜このシーンに注目！＞
王子様と共闘する白雪姫。背中合わせに剣を構える二人、かっこいい！

▼ヘアスプレー（2007）

https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B00G886N8G/ref=atv_dp_share_cu_r
大人気ミュージカルのリメイク映画です。
人種差別がまだ当然のことのように横行していた60年代のアメリカ・ボルチモアがこのお話の舞台。超ポジティブな主人公のトレーシーは太った容姿を気にせず、自分の夢を叶えるためにおしゃれをかかさないとてもキュートなキャラクター。ダンサーになって有名になりたい！という夢のため、人気番組のオーディションに応募する…というあらすじ。

人種差別をテーマにした作品にも関わらず、酷い仕打ちを受けても笑い飛ばす強さと清々しさに軽快な音楽が合わさって、暗い印象を微塵も感じさせません。
トレーシーのポジティブさも、元気の押し売りに感じることのない絶妙なバランスで、見ているほうまでトレーシーに励まされているみたいな感覚になります。
さらにこの映画の見所にあげたいのが、60年代のファッションとちょっと大げさなボリュームに盛ったヘアスタイル。キラキラ輝くスパンコールや、ふわふわのチュール生地、レトロな花柄…どれをとっても本当にかわいい！（きっと鑑賞後は子どもたちもお絵かきやアイドルごっこが捗るでしょう。）

あまりにもファッションや音楽が印象的で気を取られがちですが、「自分らしさ」や「人を受け入れる心」を持つことなど道徳的な表現もあり、身がしっかり詰まった映画なのでぜひおすすめしたい一作です。

＜ここのシーンに注目！＞
トレーシーとは対照的に容姿に自信がなく引っ込み思案なトレーシーのママがなんとTVでダンスを披露！

どの映画を紹介しようかと今まで見てきた映画を整理してみたんですが、「家族で楽しめる映画」というのは結構難しいテーマで、結果的に今回紹介した作品の中には子どもが楽しめるかな〜というギリギリのラインを攻めたものも含まれていますがどうかご容赦ください。
家にずっといるとストレスがたまることも多いかもしれませんが、今回レビューしたようなワクワクしたり、元気が出るような映画で気分をリフレッシュしながらみんなで仲良く、楽しいおうち時間をお過ごしください。

text & Illustration by 基弘会編集部 あいた
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