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気功師として活躍するのに有効な資格は何か?

これから気功師を目指そうと考えている方は、「気功師として活躍するのに有効な資格は何か」を知りたいと思います。

どの資格を取れば、気功師として活躍するのに有利なのかをお答えします。
この記事を書いている私は気功歴12年です。

ほぼ独学で気功を行ってきましたが、最初の頃はあちこちの気功教室に習いに行きました。多くの先生達を見てきていますので、その経験をもとに執筆します。

気功師として活躍するのに有効な資格は鍼灸師です

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結論です。気功師として活躍するのに有効な資格は、鍼灸師です。
なぜなら、治療系の国家資格の中で、鍼灸師の針治療が一番気功師の気功治療に近いからです。

治療系の国家資格は三つあります。
柔道整復師、あん摩マッサージ指圧師、鍼灸師の三つです。

この中で一番気功治療に近い治療法は、鍼灸治療です。
鍼灸師の専門学校では、「解剖学」「東洋医学概論」「経路経穴概論」などを学びます。

経路というのは、気功でいう気道です。気の通り道です。
経穴というのは、ツボです。気功でいうチャクラです。

針でツボを刺激して、気の流れを良くするのが針治療です。
そのため、針治療の知識が、そのまま気功治療の役に立ちます。

また、国家資格を持っていると信頼されます。ビジネスでも気功治療でも、大事なのは信頼される事です。自分の体を治療してもらうのにあたって、お願いする先生が国家資格を持っていると安心します。

繰り返しになりますが、気功師として活躍するのに有効な資格は、鍼灸師です。

信頼される事の重要性【気功師の資格】

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お客様に信頼していただく事はとても重要です。
なぜなら、気功師と聞いて一般の方が思い浮かべるのは、「怪しい」「嘘くさい」だからです。

怪しいと思われてしまったら、そもそも来院していただけないです。
どんなに実力があっても、お客様に選んでいただかないと実力を発揮できません。宝のもちぐされです。

気は目に見えないので、どうしても「怪しい」といった印象を持たれやすいです。また、気功師になるには、免許や資格がいりません。

本人が気功師と名乗ったら、気功師になれます。「私が気功治療をします」と言ったら、それで気功治療ができます。

そのため、実際に怪しいと思われる先生もいるので、余計に怪しいイメージを持たれています。

怪しいと思われてお客様が緊張してしまったら、気功の治療効果が出にくいです。緊張とはストレスです。

そのストレスを撃退しようとして、体が戦闘態勢になります。
外側の表層筋と脳に血液を集中させて、戦闘力を高めている状態です。

そして、これが体調不良の原因となります。


体がストレスを感じると、内側の深層筋に血液が行かなくなります。
すると、筋肉が固くなって神経を圧迫し、痛みを発生させます。

また、戦闘中にご飯を食べる必要が無いと脳が判断します。
その結果、胃や腸などの消化器官に送られる血液が少なくなります。

胃や腸は、食べ物を消化・吸収・排出する忙しい器官です。
メンテナンスするのに、大量の栄養を必要とします。

そのため、ストレスで血流が悪くなると、胃腸がやられます。


血流を良くして、体の隅々に酸素と栄養を届けるのが気功治療です。
不信感を抱かれて緊張されてしまっては、気功治療の効果は出ません。

それ以前に、治療院に来てもらえません。

ゴッドハンドと呼ばれる治療家と、その他の治療家には大きな差があります。それは、先生の実績と自信から生まれる、信頼感です。

治療技術の差よりも、先生の自信満々な態度から生まれる安心感が、病気を治します。要するに、プラシボ効果。思い込みです。

治ると信じる力。ポジティブな想いは、病気にとても有効です。
そのため、お客様から信頼されるということは、とても重要です。

お客様からの信頼を得るために、国家資格を持っていれば大きな強みになります。

・国家資格ではなくても、民間の気功師の資格も取った方が良いのではないか?

そういった疑問もあると思います。けれども、民間の気功師の資格を取るメリットは少ないです。

なぜなら、民間の気功団体や気功組合の認知度が低いからです。
そのため、そこから発行される資格の評価も低いです。


やはり、民間の資格では、国家資格と違って評価を受けにくいです。
勿論、無いよりもあった方が良いのは間違いありません。

時間と経済力に余裕があるのであれば、民間の資格も取得するのが良いです。しかし、無理してまで民間の資格を取りに行く必要はありません。

民間の気功師の資格でおすすめなのは何か?

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結論です。認知度の高い気功の先生から、免状を貰うのがおすすめです。
その為には、認知度の高い先生の気功教室に通って、カリキュラムを履修する必要があります。

世の中の風潮として、認知度というのは高い影響力を持っています。
ブログの記事にしても、重要なのは何が書いてあるかよりも「誰が書いたのか」です。

読まれるかどうかは、そちらの方が強く影響します。
それが人間です。「誰に教わって、誰から免状を貰ったのか」、それが重要視されます。

けれども、認知度の高い先生の気功教室は、お値段が高いです。
認知度が重要な事を先生方も分かっているので、有名な先生の気功教室は、たいてい高額です。

勿論、それだけ人気があるので仕方のないことです。
自身の生活の向上や、社会の発展のために、お金を稼ぐことは大切です。

しかし、私としては、高額な気功教室に通うことはおすすめできません。


特に、入会金が高いところは止めた方が良いです。
月謝であれば、途中で合わなくなって止めても大丈夫です。

しかし、入会金は、途中でやめてしまったら無駄になります。
さらに、気功の上達には時間がかかるので、途中で止めてしまう人も多いです。

おそらく、それを踏まえたうえでの入会金です。
入会金が高いところは止めた方が良いです。


一日で免状をくれるところや、三日間の合宿などもおすすめできません。
運転免許証でさえ、取得するのに最短で二週間かかります。

一日や三日で習得できることは、限られています。
たとえ免状を取得しても、「何だ、一日で貰えるヤツか」と思われてしまったら意味がありません。

気功だけではなく、何事も覚えるというのは脳で覚えます。
何かを練習すると、脳が変化します。

そして、そのあと睡眠をとる事で、情報が整理されて自分のものとなります。そのため、何かを覚えるには、どうしても日数がかかります。

また、一日にドバっと練習するよりも、毎日コツコツ練習する方が効果的です。気功の習得には、どうしても時間が必要です。

「民間の気功師の資格でおすすめなのは何か?」の結論です。
繰り返しになりますが、認知度の高い先生から免状を貰うのがおすすめです。

しかし、民間資格には変わりないので、国家資格ほどの社会的信用は得られません。

気功師として活躍するのに資格は必要なのか?

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結論は、資格が無くても大丈夫です。活躍できます。
なぜなら、大事なのは資格ではなく実力だからです。

有名な気功の先生でも、独学の方は多いです。
資格をもっていない、独学で気功をマスターした先生が多数います。

気が深く分かるようになると、相手の体調が自分の事のように分かります。
したがって、誰かに習わなくても、どう治療すれば良いのか自然と分かるようになります。

大事なのは、気を感じる感覚と気の出る量です。
そのために必要なのは、普段の修練です。

時間と経済力に余裕があるのであれば、資格を取った方が良いです。
しかし、無理をしてまで資格を取りに行く必要はないです。

なぜなら、資格を取らなくても、自分の実力がしっかりしていれば活躍できるからです。

まとめ【気功師におすすめの資格は何か】

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気功師として活躍するのにおすすめの資格は、鍼灸師です。
鍼灸師は、国家資格なので世間からの評価が高いです。

そのため、お客様から信頼を得ることができます。また、鍼灸治療は気功治療に似ています。鍼灸師としての知識が、気功治療に活かせます。

気功の国家資格はありません。ですので、気功の資格を取るとなると、民間の資格になります。その場合、どの先生の教室に通って、免状を貰ったかが重視されます。

そのため、認知度の高い先生から免状を貰うことが有効です。


「気功師になるのに資格は必須なのか」については、必須ではありません。気功師として大切なのは、気功の実力です。

資格を持っていない先生や、独学で学んで活躍されている先生も多数いらっしゃいます。

資格を持っている方が、有利なことには間違いありません。
けれども、資格を取得するまでにかかる時間やお金がネックです。

社会人として働きながら資格を取得するのは、かなり大変です。
したがって、無理をしてまで資格を取得する必要は無いと思います。

当然の事ですが、気功師として活躍するのに一番大切なことは、気功の実力です。繰り返し気功を行って、日々自分の気の実力を高めることが最重要です。

有料記事 ・気功のやり方【独学】初心者から極めるまで

最後まで読んでいただき、ありがとうございます(^人^)  感謝致します。