見出し画像

真冬に滝行を行うのは効果的なのか?【気功】

「冬に滝に打たれるのは効果的なのか?」
「そもそも滝行の効果とは何か?」

こういった疑問についてお答えします。この記事を書いている私は、気功歴12年です。実際に、真冬の滝行に挑戦したこともあります。

気功をはじめたばかりの時、「真冬の滝行でチャクラが開くよ」と言われて打たれてきました。(笑)

雪が降り積もる中、死にそうになりながら滝に打たれてきました。私はたった一日でチャクラが開花したのでしょうか。

悟りを得ることはできたのでしょうか。実際の経験にもとづいて執筆します。

真冬に滝行を行うのは効果的なのか?【気功】

画像1

結論、冬の滝行は命の危険に関わるので止めましょう。冬だけではなく、滝行は止めましょう。危険です。

一定時間頭から冷水を浴びるので、血圧の変化で頭の血管が破裂してしまう恐れがあります。くも膜下出血になる危険性があります。

私は、滝に打たれて人が死んだというのは聞いたことがありません。しかし、「滝行でくも膜下出血になってしまった」というのは何回か聞いたことがあります。

同じく、滝行で頭の太い血管、動脈を破裂させたというのは聞いたことがありません。けれども、頭の細い血管、「毛細血管を切ってしまった」というのを何回か聞いたことがあります。

頭の血管は、細い血管を切っただけでも激痛が走るそうです。「救急車で運ばれて、手術をしてもらった」と言っていました。

後遺症は残らないようですが、大変だったそうです。
滝行が危険という事はあまり広まっていないです。

テレビでも、アイドルがヒット祈願などで滝行をやらされたりしています。危険なので止めて欲しいと思います。

滝行の効果【気功】

画像2

滝行は危険ですが、血管が破裂するくらい効果が高いです。滝行で、体質や精神面を改善することができます。

血管が破裂するとは、それくらい血管に影響があるということです。ですので、滝行は効果の高い健康法です。

人間の体は、冷たい水を浴びると体を温めようとして血流が良くなります。例えば、冷たい水で手を洗うと、手を温めようとして手が真っ赤になります。

あれを、全身でやるという事です。

毛細血管は、血流が良くなっているのを認識すると、毛細血管を太くしたり新しい毛細血管を作ろうとします。

そのため、毛細血管のネットワークがしっかりして、体の血流が良くなります。体の血流が良くなると、体の隅々まで酸素と栄養が運ばれるようになります。

その結果、体質が改善します。

また、血液が毛細血管を流れるときに起こる波動が気です。ですので、滝行で毛細血管の血流が良くなっているとき、体内では大量に気が作られています。

そのため、滝行を行うことで、気道が太くなり気の流れも良くなります。人は、血液と気がどこに集まっているかで精神状態が変わります。

体の血管と気道がしっかりすると、血液と気が頭に上がりにくくなります。その結果、精神的に落ち着きが出てきます。

ですので、滝行で体質だけではなく、精神面も改善することができます。

しかしこれは、1年以上続けると感じられる効果です。毛細血管も気道も、育てるには時間がかかります。

ですので、一日だけではチャクラは開きませんし、悟りも得られません。そしてこれは、滝行ではなくても、自宅のシャワーで冷水を浴びることでも得られる効果です。

自宅で浴びる冷水シャワーでしたら、自分で時間や冷たさを調節できるのでおすすめです。冷水を浴びることが、健康や精神面に良い事は間違いありません。

滝行は1回3000円~1万円くらいが相場で、滝に当たる時間は30秒から1分です。効果は、お風呂場で冷水シャワーを浴びるのと差がありません。

滝行に対して、何か神秘的な妄想を抱く人は多いです。けれども、実際にはそういったものはありません。滝行は止めましょう。

滝行は、毎日繰り返すことで、体や精神状態が変化していくものです。即効性はありません。一日ではほとんど効果がありません。

一日でメンタルを変えるなら、バンジージャンプが一番効果があると思います。バンジージャンプを飛ぶと、その他の事がささいな事に感じるようになります。

ですので、動揺しにくくなり、落ち着きが出ます。

滝行は、もともと山で暮らしながら修行をしている「修験者」が行っていたものです。修験者は余計な物を食べないので、とても健康状態が良好です。

健康な人の血管は、柔軟性があり丈夫です。そのため、修験者と一般の人とでは健康状態が違います。日頃の不摂生によって弱った血管で滝行を行っては、危険極まりないです。

余談ですが、血管を傷つける代表的なモノは、タバコとお酒、それと甘い物です。

まとめ【真冬の滝行の効果・気功】

画像3

真冬の滝行は危険なので止めましょう。真冬でなくとも、滝行は危険なので止めましょう。急激な血圧の変化で「くも膜下出血」になってしまった人もいます。

滝行も商売です。誇張されて宣伝されています。滝行に神秘的な効果を求める人もいますが、そういった神がかり的な効果はありません。

滝行の効果は、自宅のシャワーで冷水を浴びるのと変わりません。冷たい水を浴びるのは怖いので、冷水を浴びることで、嫌な事に立ち向かう力がつきます。

体の表面だけをサッと水で冷やすと、脳が体が冷えたと勘違いして、体を温めようとします。そのため、冷水を浴びることで、一時的に体の血流が良くなり温まります。

毛細血管は血流が良くなっているのを認識すると、毛細血管を太くしようとしたり、新しい毛細血管を作ろうとします。

そして、毛細血管のネットワークがしっかりすると、体の隅々にまで、酸素と栄養が運ばれるようになります。その結果、体質が改善します。

また、血液が毛細血管を流れるときに、体内で気が作られます。ですので、血流を良くする滝行には、気功としての効果もあります。

気道が太くなり、気の流れが良くなります。
特に、冷水を浴びることでお腹が鍛えられます。

脳は体が冷やされると、真っ先に腸を守ろうとします。腸が人間の体の最重要臓器だからです。ですので、冷水を浴びると、気と血液が腸周辺に集まってきます。

お腹周りの血管や気道に負荷がかかります。その結果、最も毛細血管が多い場所であり、最も気が作られる場所でもある下腹のチャクラ、丹田が拡張されます。

人は血液と気がどこに集まっているかで、精神状態が変わります。

体の毛細血管と気道が太くなると、血液と気のバランスが体に下がります。血液と気が頭に上がりにくくなります。

ですので、冷水を浴びることで、精神的に落ち着きが出てきます。性格も変わります。


滝行は、体質と精神面を改善することができる、効果の高い健康法です。けれども、滝行は危険です。

そして、危険な思いをして滝に打たれなくても、自宅のシャワーで冷水を浴びることで、同じ効果を得ることができます。

ですので、決心して「冷水を浴びて自分を変えてみようかな」と思ったら、滝に打たれに行くのではなく、自宅のシャワーで冷水を浴びましょう。

繰り返しになりますが、滝行は危険です。効果も自宅のシャワーで冷水を浴びるのと変わりません。

滝行は止めましょう。

有料記事 ・気功のやり方【独学】初心者から極めるまで

最後まで読んでいただき、ありがとうございます(^人^)  感謝致します。