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習慣化には66日。

Collective Genius(集合天才)教育も66日が一つの目安

Collective Genius Bootcampの社内展開開始から2年半が経過した。
繰り返し受講する社員もいれば、時々Campにやってきてはまた、戻っていく社員もいる。いまや、反芻しながら企画立案や副業(起業)準備するものもいる。
私自身も2017年にこの基となる講義を受け、その後にさらに変革リーダの研修を受けて今に至っています。

筆者修論:イノベーション教育が個人と組織に与える効果測定方法論の提案より抜粋

後半56日分のCampは自主参加でとにかく、変革リーダとしての基本姿勢を身につけたい人だけが残っている。そして66日間経過後、
「それって、、Collective Genius(受講修了者をCGE:Collective Genius Evangelistに認定)で半学半教した内容そのものじゃないですか!!」
って、何か課題にぶつかるたびに報告してくる。
もちろん、忘れることも多い。いや、大半は忘れてる。
忘れているから、時々思い出して反芻する。
基準を66日間としているのは、Bootcamp内でも説明するのですが、論文:習慣はどのように形成されるか: 現実世界における習慣形成のモデル化(原題:How are habits formed: Modelling habit formation in the real world.)を参考に、本当に66日間やれば無意識に行動できるのか?という疑念の意も含めて実践しているから。
たしかに、66日間程度続くと、大事な部分は残っているみたい。 
How are habits formed: Modelling habit formation in the real world

とにかく毎日、Incubation Portalで記事を発信する

時々、Noteにも編集して展開していますが、社内に毎日、イノベーション、チェンジマネジメント、組織改革のようなコンテンツを配信している。
55週、会社が休みでない限りは配信している。
専用のサイトを作り配信すること2年。たった一人で運用しているのですが、その大変さはあまり伝わらない(涙)
大変さは伝わらなくてもいいので、読んでくれればいいやとせっせと配信し、誰がどの程度読んだかを計測している。
2年も継続するとコアなファンが出てきて、時々、励ましのお便りをTEAMSのDMでいただいたり、セミナーとかワークショップで一緒になったときに、なんだかくすぐったい感謝の言葉をいただく。
分かっている人には、この毎日配信のつらさを分かっていただいている。
新聞と一緒で、毎日配信されて当たり前の時代に、その裏でどれだけの労力がかかっているのか理解している人はきっと一握りなんだと思っています。

「コンテンツ、どうやって選定しているんですか?私の行動、見てました?」って聞かれることがある。見えるわけないよねぇ・・と笑いながら答えるのですが、実は「ワタシ」は見ていないけど、「ワタシタチ」を見ている。どういうことかと言うと、社内コミュニケーションやトップからのメッセージのコンテクストを抜き出し、それにあった外部コンテンツ(論文だったり、記事だったり、調査資料だったり・・)を選択して、それに見合った「私(事務局)」の経験談を載せて配信する。
コンテンツだけだと見てくれないことも多いし、それならば「伝えたいメッセージ」を分かりやすく文章にして先に掲載しておけば、読んだ気になる。
最低限、それでいいと思っている。読まないよりはいいし、いつか気になって本文も読んでくれたら嬉しい。
ちなみに、私の経験談やオピニオン的なものを書かずに配信すると、書いた時の閲覧率の10分の1になる。(ちなみに母数は2500UU程度)
閲覧してもらえないと意味がないし、さわりだけでも知ってもらう(認知・認識)が大事なので、とりあえず私の文章だけでも読んでくれたらいいかなと思っています。
「記事、時々読んでます」って人はたいてい読んでいない(笑)
アクセス回数0なの裏でみているので、そんなどうでもいいおべっかは不要だと思っている。なんで、社内なのにそんなおべっか使うんだろう?と思うこともある。デジタルって怖いですよね、なんでも情報化できてしまうので・・・おかげで、2年もやっていると読んだ読んだ詐欺は、一目でわかるようになりましたが。

最近始めたもう一つの習慣

いま66日間チャレンジしている個人の習慣化がある。まさに真っ最中。
お昼の12:30-12:55の間に流れるBBCニュースをフランス語で聞くということ。分かろうが分かるまいが関係なく、とにかくフランス語で聞いている。昨年11月から、フランス語でフランス語を初歩から習うという地獄のレッスンを週1回135分(45分×3レッスンを一気に受講)受講しているためです。学校では、文法も発音も特殊表現も何もかも「フランス語」で説明される。教科書もフランス語しか書かれていない。

脳内は、もはや日本語が消えて、時々、英語が自信満々にやってくる。
例えば、これ何色でした?と聞かれて、(本当はvertと答えるべきところを)verdeと答えてしまう。もはや、英語でもなかったw
多言語(イギリス英語・普通語/広東語・スペイン語で、今はフランス語)学ぶと日本語以外の何かが混ざって会話してしまう・・・・・
旦那様も一緒に学んでいるので、よく笑って「それ、**語」ってツッコミいれられる。

毎日、とにかくフランス語でフランスのニュースを聞くと、耳がなじんで概要がつかめてくる。不思議なものです。
ひとまず、66日後、何か変化が起きているか、計測してみたいと思います。

そうそう、Collective Genius Bootcampでもしつこく伝えていますが
「測れないものは改善できない」
ので、習慣化できたかも、その効果を測らないとよく分からない66日間で終わってしまうなと思っています。


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