コスパ、タイパ・エネパ?!
「コスパ、タイパ・エネパ?!」 あなたはどの「**パ」を意識していますか?
朝食中に久しぶりにテレビを見ていたら「マッチングアプリ」の話がでててつい見入ってしまったのですが・・・
現代の恋愛を示す言葉は「コスパ・タイパ・エネパ」なんだそうです。
エネパ?????
エネルギーパフォーマンス。
それって、温暖化防止策とか、二酸化炭素排出とかそういう話?
それとも自動車の燃費?って思った私は、すでに昭和人間かもって焦りました。
「エネパ」って知っていますか? 労力に対するパフォーマンスなんだそうです。
「コスパ・タイパ・エネパ」っていうと、なんか「パ」の破裂音が気になる。でも、これって「ROI(Return of Investiment)」「ROTI(Return on Time Investment)」「ROLI(Return on Labor Investment)」って普通に経営用語ですよね。
つまり、もっとも効率よく、価値を出そうっていう企業行動そのもの。
日本語だと「**(費用・時間・労働力)対効果」。なんか「**パ」の方が気軽に実行できそうです。
マッチングアプリは「コスパ・タイパ・エネパ」を追求した仕組みが設計されていて、お金も時間も労力もかけずに相手を探す・・というもの。そういう意味では、”助太刀”や”タイミー”なんかも効率バイトや専門家を探す仕組みですね。
人材事業も最終的には「コスパ・タイパ・エネパ」で自分にあった仕事や働く環境を探せるようになっていくんだろうなと思っています。
AIマッチングの研究・開発をしていたときに、つまるところ「コスパ・タイパ・エネパ」として価値ある機能だけがお客様に刺さったという経験があります。開発にあたっては、結婚相談所の仕組みとかかなりしつこくリサーチしました。
「価値観マッチングアプリ」という仕組みが今年の3月にWith社からリリースされ、利用者が伸びているそうです。
恋愛マッチングですが、最初の70問の設問が非常によくできていて、実際、恋愛したら、結婚したら揉める原因だよな・・という設問で構成されています。設問見ていて、同じように「実際の職場で起こりがちな設問」をコリーグさんに聞いてみたら、企業の担当者に聞いてみたら「お仕事スタンス価値観マッチング」ができるんじゃないかなと思っています。
この辺りの設問設計もGenAIで一定作れそうな気がします。
SIer時代に、価値観データベースのデータを利用したレコメンドを提供をしていた時期があります。人の価値観は無意識に行動に現れるのですが、この行動を形式知化して、半歩先回りして提供するという仕組み。
つまり、価値観は「コスパ・タイパ・エネパ」に繋がるんだなと改めて思っています。
まぁ、「コスパ・タイパ・エネパ」だけでは出会えない「セレンディピティ(思いもよらなかった偶然がもたらす幸運)」っていうのもあるので、すべてがパフォーマンスだとは思っていませんが、自分にとってどうでもいいことはやっぱり「コスパ・タイパ・エネパ」だなと思っています。
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