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傲慢と自己満足……わちたしを許さないわたしは多層からできている

時として、傲慢さと自己満足とが、わたしを攻撃する

今日は、その攻撃の日なのだろう……

嗚咽にもにた……

止まらない

過去を振り返っても、何も変わらない

けれど、もっと謙虚に進むべき道を選んでいたらと……

毎日、毎日、毎日……思わない日はない

手枷と足枷の中で、何とか自由な時間を見つけて仕事をしていた

仕事がわたしを支えてくれていたが……

睡眠時間を二時間にまで絞り込んで、わたしを解放し自分を取り戻している時間


それさえ意味を持たなくなった瞬間から、病んでいたのであろう……

何も楽しくない、何も感じなかった


ただ、ただ、自由になりたかった

その後の事など想像もつかない程に、追い詰めらりていたのだろう

日に日に、増える生命を維持する機器

毎日、看護師さんとリハビリの先生のバトン

わたしは、母が食べたいもの作り、食べたもののカロリーとナトリウムの管理と排泄物の処理に明け暮れ

夜は、寝返りの介助(床ずれを防止するため)

苦しくなると酸素マスクの用意と携帯を握りしめて……

限界だったのだろう……

浴槽に、全身を沈ませ叫ぶ……

彼にも、誰にもこんな姿を見せてわいけないと思っていた

まだ、わたしはできる……

まだ、大丈夫だと言い聞かせるたびに、何かが……

壊れていく怖さと戦いながら、一日でも、一時間でも長く……

母は、96歳まで生きたいといっていたから……

その意味も、その時の私には理解できずにいた

わたしは、「100歳を目標にしようね」と励ましていたのに……

その日は、静かに……、静かに……

もう、薬は飲みたくないとただをこねる母に……

お願いだからと少し声を荒げてしまった……

薬を渋々飲んで、ほんの少しお話ししたのが最後……

わたしは、いつものお休みタイムと隣に座っていたが……

いつもと息の感じが違うのを感じて意識を確認するも、返事がない

急ぎ看護師さんへ連絡

それからは……

酸素量を最大に上げて……

看護師さんは、先生に連絡をとり……

わたしは、母の頭を撫でて……

母を呼び続ける……

真夜中に、先生が来て……

ありがとうも言えなかった……

なんて親不孝な娘なんだろう

あんなに、父から母の事を守れと言われたのに……

96歳の願いを叶えることさえできなかった……

最近になって、96歳の意味が理解できた

それは……

わたしが……

年金をもらえる年齢になるから……

横たわっているだけの母が、母としてわたしを

「この親不孝な娘を守る」と言う一念に他ならないと言うこと

最後の最後まで、守っているのではなく「守られていた」それも、母が逝ってから気付くなんて……

なんて、なんて……

償っても、償えない


だから、みんなが居た時のように……

両親が、目を細めて喜ぶ姿を思い浮かべ仕事をしようと思うけれど……

わたしは、自分の為に仕事をしていたのではなかった

父や母が、喜んでくれるから頑張っていたのだと……

今は……


攻撃をただ受けるだけ……

何度も、何度も、怒声が頭の中を……

でも、はじまると……

辛い

胸が張り裂けそうになって、息ができなくなる

いっそ……と

一度目も、二度目も生きていた

強制入院……、そのころはもう一人のわたしが上手く立ち回ってくれたのだろう

自宅に戻って鏡に映ったわたしは、派手で真っ赤な口紅がとても下品で派手なわたしがいた

彼女も必死だったのだろう

自分が居なくなるのは……

その彼女も、今は……


ひとりで、目を腫らすだけ……

すべての怒声を受ける……

それしかできない、分からない……

ごめんなさいを何度も、何度も……

こんな姿を両親は、望んではいないのはわかっている

でも……

わたしが許さない




今日も、皆様に、うれしくって楽しくって、愛をいっぱい感じて、幸せって感じて、キラキラ輝く希望をもって感謝に満ち溢れる素敵な1日になります様に✨✨✨


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