ファシリテーター日記⑼_場の活性と学びのバランス
大学の授業の日。
在来線の特急に乗ってゆく。昨年度から通っているのだが、いつも軽く電車酔いするのをどうにかしたい。三半規管が弱すぎる。
始業。大学教員として前に出るので、ファシリテーターと役割は違うものの、今日もきちんと呼吸しながら喋ることは意識する。
スタニスラフスキーを読んできてもらったり、次回までに集まって練習してきてね、と伝えたりするが、これが難しい。
予習している人としていない人がいる、といった具合に授業にきた時点で参加の前提が違うより、全員今日初めてこの活動をします、この文献を読みます、といったように参加の前提を揃えたほうが場は活性化するんだよなぁ。
ただ、初等中等教育機関でのワークショップではないし、評価もしなければならない。何より自分の責任で学ぶこともしてほしい。
事前に読んでもらう文献の難しさや、それを私がどれくらい解説するかなどによっても変わってくると思うので、毎回よく観察してバランスをみきわめていきたい。
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「菊池ゆみこのウェブサイト/演じる・あそぶ・まなぶ」
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