ユニット式圧着

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『お知らせ』

現在のオーダーメイド完成予定時期は
2024年12月末完成、2025年1月初旬お届け予定となっております。
お時間いただき申し訳ございませんがどうぞよろしくお願いいたします。

オーダー方法についてはこちらをご覧くださいませ。
http://kikkabo.livedoor.blog/archives/cat_323072.html


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来店のご予約やお問い合わせはこちらからどうぞ。
https://lin.ee/H5Mkmry

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こんばんは。野島です。

ヒールタイプの底付け方式はいくつかあって、手製靴とヒール靴の両方とも手掛ける吉靴房では両方に対応した圧着機を使用しています。

本底（ソール）とヒールが一体型になっているものをユニット式と呼んだりしますが、下の画像の青の斜線部分に空間ができるので、圧着の時に埋める必要があります。

この部分も下から圧力をかけて接着する為にEVA素材を使って自作したものをかませます。

こうすることでヒール部を含め踏まず部も全て均一に圧力をかけられます。

もっと高級な圧着機だとあらゆるヒールの高さに対応したものもあったりしますが、吉靴房では昔ながらのシンプルな圧着機で色々と使えるように工夫しています。

上記の寸五ヒール以外ではVibramワークソールも一体型を使っているので同じように空間を埋めます。
ワークソールではさらにヒール部が丸くならないような工夫もします。

ちょっとしたことですが、靴の履き心地に大きく関係するところなのでとても大事な工程です。

昨年のデザインウィークではアッパー製作時にお話ししながら作業をしましたが、今年はどの工程にしようかなぁ。

釣り込みか底付けがいいような気がするのですが、おいおい考えていこうと思います。

それではまた明日。

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