革靴の芯材

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『お知らせ』

現在のオーダーメイド完成予定時期は
2024年5月末完成、2024年6月初旬お届け予定となっております。
お時間いただき申し訳ございませんがどうぞよろしくお願いいたします。

オーダー方法についてはこちらをご覧くださいませ。
http://kikkabo.livedoor.blog/archives/cat_323072.html


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こんばんは。野島です。

革靴の特徴の一つに多くの芯材が使われていることが挙げられると思います。

何気なく履いていると全く気付かないものですがとても大切な役割があります。

完成品を見てすぐわかるものは爪先の「先芯」、踵周辺の「月型（カウンター）」です。
触ればすぐにわかります。

革靴の豆知識として先芯のあたりを掴んで持つのは厳禁ですのでご注意を。

あまり知られていない代表はシャンクと呼ばれる土踏まずのアーチを支える芯です。
ほとんどの靴はヒールが数センチあるので必ず入っています。

これらは釣り込み作業以降で入れる芯材ですが、甲革（アッパー）にも色々と使われています。

○履き口や折り込み部分に入れるアイデアルテープ。
○Vの字になっているところに入れる裂け止め。
○紐通しの補強に使う芯材。
○縫い割り部分に貼るテープ。
その他に吉靴房では足袋型の指股の力がかかる部分にも芯材で補強しています。

当然アッパーは足に悪い影響がないようにわからないように仕上げます。

こんなに色々入っているものなんだなぁと思っていただけたら嬉しいです。

それではまた明日。

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