【ぼっち旅行記】福井歴史探訪@敦賀に泊まる
妻が実家に帰ったので、1人で福井をぶらぶらしてます。
初日は岐阜県側から山を越えて、一乗谷を見学した後、宿泊地「敦賀」までやってきました。
旅の目的地は、福井市一乗谷と越前町なので、宿泊地は鯖江や武生のビジホ、なんなら越前海岸の民宿でもよかったけど、子供の頃に海水浴やら釣りやらで連れてきてもらったことがあるので、敦賀に決定。
思い出補正というやつでしょうか。北陸新幹線の駅開業で、話題になっているからというのもあります。
▷ホテルグランビナリオ敦賀
新幹線駅開業により、駅前が近代化していたので驚くぼっちトラベラー。
昔からローカルなビジホや東横インはありましたが、新しいホテルができたということで、こちらに1泊素泊まり。8,500円。
ホテル敷地内の無料駐車場は少なめで、早い者勝ち。16時半の到着で、なんとか残り2台分に滑り込みセーフ。駅前の立体駐車場もありますが、こちらは割引されるだけで、お金がかかる様子。
(これでなんかフロントで揉めてた)
宿泊料金は、チェックイン時の前清算。朝食券を買わないか確認される。隣にスタバあるし別にいらないや。
運転疲れで、しばらくベッドに横になりテレビをつける。福井は民放少ないんだっけ?知らない土地のホテルでローカルなテレビ番組を見るのが、たまらなく好きです。
▷敦賀駅前を散歩
暇なので、夕飯がてら、敦賀の駅前を彷徨うことにします。
ホテルの目の前には駅前広場。芝生広場を囲むように飲食店と土産物店、おしゃれ本屋が立地してます。
芝生広場にはテーブルとベンチがあったり、おしゃれ本屋の中に自習スペースがあったり、敦賀の中高生の新たな憩いの場となっているようです。
スタバも出来たし、敦賀の中高生にとっては、さぞかし嬉しかったと思います。
高校生カップルがいちゃついている…
新幹線のコンコースに入りたかったのですが、旧JR敦賀駅(今はハピラインふくい)側からは、改札を通らないと入れないようなので断念。
駅から離れつつ商店街を歩きます。
羽二重餅などのお土産屋、居酒屋、服屋、居酒屋などなど。ちょっとシャッター街気味。
「銀河鉄道999」の像が多いですが、松本零士氏と敦賀市は、実は特に関係がないらしい。
敦賀港開港100周年記念で1999年に設置されたものだとか。
昔、サイクリング部の合宿で、金沢から敦賀まで走ったときに、入ったことがあります。
そういえば、この合宿の最終目的地が敦賀でした。どこかの居酒屋で打ち上げをしたんだけど、どこだったか思い出せない。
2軒ほど、屋台のラーメン屋がありました。
美味しそうだけど、昼にラーメン食べちゃったので…
▷敦賀ヨーロッパ軒 駅前店
居酒屋に入ろうか迷って、結局ヨーロッパ軒。
19時ラストオーダーなので、ちょい急ぐ。
懐かしい雰囲気満載の店内。昔、父に連れてきてもらったのは、たぶん敦賀ヨーロッパ軒の本店。2階3階まであって繁盛していた記憶があります。
2人掛け席に通され、頼んだのは勿論「カツ丼」
ご飯は「ふつう」サイズで大盛りが出てきました。カツは薄切目だけど、デカい!3枚乗ってる!
味は、ほぼソース!胃もたれ必須。
観光客が多いのかと思いきや、結構近所の方が多く、街の食堂って感じでいいですね。大量にカツだけテイクアウトするお母さんの姿も。
家でヨーロッパ軒いいなあ。
▷再び駅前からのスタバ
お腹に余裕があれば、居酒屋に入るのも考えたけど、ソースカツ丼で満腹。
時刻は未だ19時前。ホテルに直帰してもそんなにやることがないので、スタバで1時間半くらいだらだら。翌日の行程を考えたり。
▷【福井カフェめぐり】喫茶びぜんや
知らない天井@敦賀。
9時過ぎにチェックアウトして荷物を車に放り込んでから、朝食を求めて駅前を徘徊。朝から日差しが強い。
スタバでもよかったけど、昨晩行ったし、せっかくなのでローカルな喫茶店に入ることにします。
ぼっちなので、カウンター席に座ろうとしたけど、空いていたので4人掛けのソファ席でもいいよと言われる。少し恥ずい。
モーニングメニューを注文してしばし、てきぱきとママさんが配膳してくださいました。
バタートーストをパクつきながら、常連さんたちの会話に聞き耳を立てる。
駅前商店街の金物屋は、ホームセンターの台頭で潰れていったこと、潰れた金物屋の店舗跡地を京都の人が買ったらしいこと、また新しいホテルが建つ計画があるらしいことなどが話題となっていた。
あまり長居しても、地元のお客さんに迷惑かかりそうだったので、退店。
すでに車の中は灼熱。窓全開でドライブ開始。
▷越前国一ノ宮 氣比神宮
敦賀と言えば、敦賀気比高校(甲子園の常連ですね)、気比の松原(日本3大松原)、そして氣比神宮。
何回か敦賀来てるのに、氣比神宮行ったことないや、ということでお参り。駐車場が分からず神社の周りを2周くらいした。
日本3大木造鳥居の1つとのこと。残り2つどこだ?
氣比神宮(気比大神)は古事記にも登場する、国内でも古いクラスの神宮。北陸道総鎮守として広大な社領を持っていたようです。(佐渡にまで社領が及んだとか)
戦国時代には朝倉氏の支配下にあったようで、朝倉氏もろとも焼き討ちされて、社領も没収されています。(誰がそんな酷いことを……)
江戸時代に、初代福井藩主 結城 秀康や、徳川家光の寄進により再興したものの、かつての賑わいを取り戻すことはなかったとか。
また大戦時の空襲で社殿が焼けています。幾度も戦火に巻き込まれては再興してきたんですね。
▷さらば敦賀
金ヶ崎城跡とか、博物館とか、港の方とか行きたかったけど、昨日行けなかった目的地に行かなければならないので、またの機会に。
越前海岸沿いに、道の駅を巡りながら越前町を目指します。
つづく
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