見出し画像

「いのちの電話」

【今日の 聴き屋】~106日目~

3年前から 「18歳までの子どものための電話相談」  に
受け手として ボランティアで 参加している。

もともと 「いのちの電話」の受け手になろうと考えていた。

でも 調べてみると 今の私には到底 難しいことがわかり 断念。

その理由。。

まず 研修に数年かかる。
つぎに その研修受講に 高額な費用(自費)がかかる。

そして 受け手活動自体は 完全なるボランティア。

つまり
ボランティアである いのちの電話の受け手になるために
高額なお金を払って 数年 研修を受けに通うことが必要

ということ。

研修受講が必須なのは 当然だと思う。
それだけの スキルが必要だと思う。

だけど そのためにかかる費用が かなり高額で
期間もかなり長い。

その後の 受け手の活動が 職業として成り立つのなら
理解も出来なくないが 完全なる ボランティアにもかかわらず だ。

ある程度の 「時間とお金に余裕がある人」
でないと なることが難しい。

家族の生活がかかっている 働き盛りは
収入源である 職業を 離れることができない。

よって
現在 どの地域のいのちの電話も
受け手の高齢化・受け手不足 が深刻だ。

かけてもかけても 話中で つながらないことが多い。

かたや カウンセラー資格を取得しても
そのスキルを活かす場が無くて 宝の持ち腐れになっている人が
多く存在しているのに。

実は 私が参加している 子どもの電話相談も
受け手になるために 1年近い研修を受講し 
その費用も 数万円ではあったけれど 自費で負担し
今の活動は 交通費も出ない 完全なるボランティアだ。

政府は 自殺総合対策大綱だなんだと言っているけれど
こういうところに しっかりお金を使っていくべきでなないのだろうか。。


いのちの電話の受け手が
ボランティアではなく 職業としてなりたてば
受け手になるカウンセラーは たくさん いるはずなのに。


先週 偶然同じ経験をされた方の記事に出会った。 

まっささんは 「いのちの電話」の受け手を断念し
なんと 個人で 無料ボランティアで 電話相談をスタートさせたそうだ。
通話料が気になる方には まっささんから 折り返しの電話をかけて
通話料も 負担されるらしい。

この信念と 行動力は 本当に素晴らしいと思う。


どうか 必要な人に この情報が届きますように。

そして 私も 2月6日に  無料のメール相談を 始めました。

いきなり 電話は ハードル高いな と思ったら
気軽に メールで お話しできたらな と思っています。


生きていれば どんな人でも
苦しくなる時は 必ずあると思う。

「SOSを出せること」
これが  とても 大切だと思う。


話そうよ 助けてくれる 人がいる



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?