【コロナ禍】タイ国内旅行・メーホンソンに旅行してみた3日目
こんばんは。3日目はメーホンソンから同じ県内のパーイに移動します。同じ県内と言っても山道を100km・3時間ほど行かないといけないのですけども。
バスは昼頃の便にしたので、午前中はもう1つの首長族の村に行くことにします。どうやらこっちの方が大きいらしい。
街なかを少し散策
街なかのお寺を少し見ます。ミャンマーが近いのでミャンマー味があります。なんというか少しアクティブではっちゃけてる仏さまが作られてる感じに見えます。
首長族の村には船で行くので船着き場までバイクで向かいますが、街中に霧が立ち込めてなかなか良い。
霧の中で僧侶が托鉢している風景です。
霧の中を走り、30分ほどで船着き場に着きました。まだ少し早いので近くのお寺と横の村を散策。
給水塔
教会は韓国の団体が建てたみたいです。
おばあちゃんに話しかけられ、犬にクンクンされました。
バンドゥカレン族の村へ
一回りしたので船着き場へ。船代800Bと入村料250Bの合計1050Bを払います。仕方ないけどなかなか高いな。
こんな船で30分ほど下ります。大自然!
このまま下っていくとミャンマーに行けるそうです。
村に着きました。
Long Neck Villageの看板。COVIDのワクチン接種済ませてますの看板が。
この村には300人くらい住んでいるそうでかなり大きいので、各種支援団体が入っている模様。JICAの文字もあったので青年海外協力隊も関わっているようです。
朝早いのでお客さんは私だけ。家々とお土産屋さんが並びます。子どもと犬が多い。
首に輪っかを付けて長く伸ばしているのですが、これはカレン族の中でもバンドゥカレンという方々のみの風習で、厳密には満月の水曜に産まれた女性だけとのこと。最近はその辺緩いみたいなのですが、実際、伸ばしてる方もそうでない方もいます。手工芸品はきちんとブランド作りをしているようで、各お店の方の写真が貼ってあります。その辺りの支援をJICAなどがやっているようです。
タイはどこにでも犬がいるよね。
サッカーチームがあるようで、カレニーFCというユニフォームが干してありました。
基本的にタイ人に見られるのでタイ語で話しかけられ、タイ語わからんと言うと笑って英語になります笑
日本の団体が寄付したトイレがあったり、イギリスの団体が作った学校があったりします。子ども達が先生を囲んで英語の勉強をしていました。
商品としては手工業で織ったスカーフみたいな物を売っています。もう少し食事とかだったらお金を払えるのですが、仕入れとかがしんどいのかな?
首長族の村は人間動物園と批判されることもあるようなのですが、1日目と3日目で2つの村に行きましたが何かを強制されているというよりはタトゥーやピアスと同じような文化の一つのように感じました。言葉を選ばずに言えばかなり奇妙な風習ですし、女性のみ行われる身体的な改造なので手放しで褒められるべきとは思いませんが、その奇妙さを商売にするために強制しているようには感じられませんでした。実際に首を伸ばす輪を付けてない普通の女性も多くいます。
もう一つの要素として、彼らはお隣りミャンマーから難民としてタイに逃げてきています。彼らが属するカレン族は長年ミャンマー軍事政権に抑圧されており、つい最近も多くの女性や子供が虐殺される事件がありました。彼らがタイに逃げて来て少数民族として山間部に暮らす上で、外貨を稼ぐために彼らの独特の文化を最大限に利用するのは悪いこととは思いません。
ミャンマー、アウンサンスーチーさんの写真を掲げている家もありました。アウンサンスーチーさんの民主政権はカレン族と停戦交渉をしていました。彼女はロヒンギャ族とは問題を抱えてもいましたが。。
ゆっくり1周回って、再度船に乗ります。
帰りも大自然の中を帰り、船着き場に戻りました。
パーイへ
良い時間なのでお昼ごはんを食べ、(北部名物カオソーイ)
バイクを返します。特に傷チェックなどはされずに返却。デポジットの1000Bを返してもらい、バスターミナルまでバイタクで。
バスというかミニバンですが、1時間に1本ある便のチケットを買います。パーイまで150B。安いな。
暫くすると来ました。救急車サイズのハイエースに15人乗ります。狭すぎでは。入りきらない荷物は屋根に載せます。
いざ出発。
山道をひた走ります。途中のちょっとした町には、周囲の少数民族らしき方々のお店があったりします。今度はこういうところも行ってみたいなあ。
検問ではパスポートチェックされ、
ぐねぐね道で寝ていたところ、パーイに着きました。
パーイでのんびり
パーイはバックパッカーの街。のんびりした空気で、西洋人のバックパッカーが大量に歩いています。カオサンみたいだ。
宿にチェックイン。タイ人にしか見えないよー日本人は今少ないねんーみたいな話しをして連れて行かれた部屋はドミトリーでした笑。長期旅行ファランの大きいザックが並んでいます。
その後、近くのレンタルバイク屋で、バイクではなく自転車を借ります。日本の防犯シールが貼ってあるママチャリ60B。遠くから来たんですね。。
お近くのパーイ市内が一望できるというお寺へ。まさかのヒルクライムを上がり、こんな大仏が。
景色はこんな感じ。高い建物のない山間の街。夏の白馬みたいだなと思いました。
麓に降りて少し自転車でウロウロ。ちょうど学校が終わる時間だったようで、高校生がバイクで続々帰宅中です。男女2人乗りはみんなリア充ということで。
自転車を宿に置いて、近場で食べ歩き。メインストリートは夜はナイトマーケットになります。
雲南料理の黄色の麺があります。中国近いからね。トマトベースで美味しいです。
ムスリムの方のハラル料理も。ムスリムが多いのは南部じゃなかったっけ?と思いましたが、後で調べると中国系のムスリムの方が一定数北部にいるそうです。近くにモスクもありました。(これは翌朝)
しかし日本人はほとんどいません。日本語は全く聞こえません。
食べすぎた。早めに宿に戻って3日目も終わりです。