【5-6日目/ウボンラチャタニ】タイ国内旅行・南イサーンに旅行してみた【2022ソンクラン】
こんばんは。旅行最後のnoteですのでちょっと長いよ。
5日目はウボンラチャタニの一番東にある、パーテム国立公園というところに行ってきます。
絶景ポイント。お楽しみに。
パーテム国立公園へ
ということで早起きしようと思ったのですが、起きたら7時でしたので普通に出発。ざっと85kmくらいあるのでかなり遠出です。
市内を抜けるとすぐに田園風景に。
まっっっっすぐな道が続きます。自転車の方がちらほら。今日はブルベ・Flecheの日なので参加の方かもしません。普通に50km信号なしだったりするのでタイ勢は強いんじゃないかなあ。
なんか大きな銅羅がおいてある家がたくさん。なんだろう。
着きました。2時間くらいかかったかな。
パーテム国立公園で絶景と壁画
国立公園のゲートで入場料を払うのですが、
・タイ人:40THB
・外国人:400THB
と10倍の格差がある。これはちょっと高い。
キレイに整備された入り口に着きます。歩いてすぐの崖の上。ただただ、すごい景色。
この川はメコン川。対岸はラオスです。
去年最北部チェンセーンに訪問した時もメコン川とラオスを見ながら食事をしましたが、直線距離800km近く離れたこの場所でも同じ川を見ています。
高所恐怖症の人は絶対に無理そうです
しばらく絶景の前でぼうっとしていたら観光客が増えてきました。基本的にはタイ人の皆さま。
今崖の上にいましたが、この崖の下の方には壁画が見つかっています。3000−4000年前頃のものという研究だそうです。見るコースが1週3.4km。なかなかハードそうですが歩きます。
階段と舗装路だけではないのでスニーカー以上が良いと思います。
暑い中ぐるっと一周歩きました。途中で前を歩いていたお姉さま(この写真のお姉さま)がくるりと振り向いて、「ヌアイ!(疲れた!)」と一言。そうですね疲れましたね。
どうも一人で来ている模様? 自分もですがめずらしいですね。
壁画はこんな感じ。
お姉さまに写真を撮らされたり(スワイ=綺麗 に撮ってねと言われたw)、細いところを通る時にスリムでしょ?と言われたりちょっと面白かった。こっちはただただ汗だく。
最後にご褒美の景色がこちら。さっきより高いところでの絶景。
はい、満足です。もう少し遠くにジャイアントロックというところもあるみたいなのですが、おなかすいたので町に出よう。
※ちなみにカメラをバッグごと落としてレンズのフィルター割れたw レンズは無事w
ラオス国境・チョンメック
続いて、ラオス国境のチョンメックという町に向かいます。
途中でカミナリがなり、雨がぽつぽつ。何もない道で雨はしんどい。
なんとか小雨のうちにチョンメックにたどり着き、しばし雨宿り。
雨は強くなり道が川になっています。ラオス側から流れてきますね。笑
雨宿りしながら市場の中でごはん。豪雨の中、子供たちは水かけして遊んでます。ソンクランですねえ。
めちゃ良い写真な気がする。笑
この市場は国境沿いにあるのでコロナ前までは人が多く行き交っていたのでしょうが、まだラオスは鎖国状態。人の行き来はほとんどなく閑散としていました。この村はこの市場の商売で成り立ってるでしょうに、大変や。
雨が小雨になったところで、ウボンに帰ることにします。
近くに有名なお寺があったのですが、帰り道も長いので今回はパス・・・。
今後ここまで再訪することはあるのだろうか。笑
帰り道もだだっ広いまっすぐな道をひたすら走ります。ダム湖が綺麗。牛が草を食んでいます。
この牛が草を食む光景は比較的よく見るのですが、この国は牛より豚や鶏の方がよく食べられている気がする。この牛は食用ではなく労働力なのか・・?
1.5時間ほど走り、ウボンに帰り着きました。長かった。
夜ごはんは、別のお店のクワイジャップユアン。これほんと美味しいからバンコクでも探したい。
疲れてさっさと寝てしまいました。
5日目終了。
6日目・お寺に行って、バンコクに帰ります
今日は帰る日です。夜のフライト、もう少し早めに設定すればよかったなあ。流石に疲れが出てきたような気がします。。
市内の有名なお寺に行った以外はだらだら。
ワット プラタート ノーンブア
仏塔がめちゃ大きかったです。暑い。
朝ごはんはカイガタ!アメリカンブレックファーストみたいな中身ですが、イサーン料理らしいです。これも美味しい。
そしてウボンは全然マッサージ店が開いていなかったのですが(たぶんソンクランだから)、今日はここ開いていたのでタイマッサージ。200B。別にイサーンだから安いわけではない。
クーラーもかかってないローカルなマッサージ店。施術のおば…お姉さまにいろいろ聞かれます。何歳?日本から来たの?結婚してるの?ワタシ43歳!(←聞いてない)
全ての答えを横のお姉さまと共有して喋ってます。平和である。
夕方、空港へ。空港はめちゃ近い!
町中から飛行機が飛んでいくのが間近で見えます。
なんか建て直したのか綺麗な空港でした。
エアアジアさんのフライトでバンコク・ドンムアンへ。そしてバスとBTSであっさり帰宅。
6日間の旅行終了。終わってしまった。。
まとめ
観光客はタイ人ばかり
バンコクは外国人観光客が増えてきましたが、こっちの方はまだまだ全然いませんでした。集まりそうなバーとかに行ってないのもあると思いますが、西洋人(ファラン)は合計で3-4人、いずれもタイ人のご家族がいる感じ。日本人とわかる人は一人もお会いできず。
店員さんも基本タイ語オンリー。看板やメニューも英語がある場合のほうがまれです。私もタイ語はほとんどわかりませんが、まあタイの人は優しいしどうとでもなります。
想定していたより人が多かった
イサーンは若者が多い。日本の地方は高齢化が進んでゴーストタウンになってたりしますが、タイの田舎であるイサーンは思った以上に若い人が多かったです。そもそも人が多かった。ソンクランで帰ってきているのもあるのかな。
タイ中央部と違って大きな産業誘致が出来ていないこの地方でこれだけ若い人がいると、地元で商売が出来ない場合には、学校卒業後は都会に出るしかないのかなぁと思いました。
そしてストレートに言うと、見るからに所得が低そうな家やエリアもあるので、特に大きめの都市では注意が必要。バンコクのスラムエリアと異なり外国人が珍しいので排他的な雰囲気を少し感じます。別に彼らが悪いわけではないのだが。
地方都市は総じて夜お店が閉まるのが早いので暗くなり、また住民は全員車かバイクなので夜の街歩きは目立ってしまいます。(というわけでほとんど夜は歩かなかった)
強盗だとかの治安が悪いのとは少し違って何かされるわけではないと思いますが、雰囲気は陰鬱とするところがあります。特に一人旅だと注意。
物価は食事は変わらず、ホテルは安い
物価安いかなと思ってました。ホテルは確かに安い。500B/泊もだせば日本のビジホくらいのところには泊まれます。今はホテル需要少ないし。一方で超格安のゲストハウスみたいのは少ない模様。そもそも外国人観光客が少ないので。
食事やマッサージ店はバンコクとあまり変わらないかな。もちろんバンコクのタイメシ以外の店よりは安いですが、食事やマッサージの標準的な最低価格ライン(食事1品・40-50B、マッサージ1h 200B)は基本的には変わらないのかなと思いました。あ、カフェは安いかも。アルコールは飲まなかったので不明…。
都市間の交通手段は、バスと電車でOK。観光地巡りは車かバイクがほしい。
まぁそのままなんですが、都市間の移動は電車とバスで大丈夫です。というか電車とバスが結んでいるところ以外に都市はない。が、郊外の遺跡や国立公園などは車で来ること前提になっていて、実際にタイ人観光客は全員車です。
もう少し外国人観光客が増えれば貸し切りバスツアーなども組まれるのかもしれませんが、元々ないのかコロナでないのか、そういうものはなさそうでした。各都市でレンタカーやレンタルバイクなどするのが良いかと思います。安いです。
総じてとても良かった。皆さまもぜひイサーンへ。
食事もかなり口に合い、文字通り絶景も見れ、クメールの遺跡も初めて行けました。
何よりも地元のマーケットで素朴にケラケラと笑う子供達、家族で鍋を囲んで楽しくお正月を過ごす普通の人達と会うことが出来てとても楽しい旅でした。イサーンは観光地が多いわけではありませんが、観光国タイにおいてアクティビティではない純朴でローカルな姿を見ることが出来たと思います。
こういう旅行はとても良いなあ。
これからもラストスパートで毎週のように週末旅行を計画をしているので、またお届けします。
長文読んでいただいてありがとうございました。
またここに上げている写真はほとんどiPhoneでの撮影です。一眼カメラの写真は少しずつ編集してInstagramにもアップしていくので、そちらもぜひ。