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clusterワールド制作: ワードウルフのお題の仕組み。

こんにちは!以前、ワードウルフというゲームをClusterで作成したことがありました。その際、「トピックをどうやって選んでいるの?」と質問をいただきました。そこで、今回はそのロッテリー(抽選)機能について、簡単に説明したいと思います。短い記事ですが、ぜひお付き合いください!


❶ まず、UIキャンバスに狼トピックと市民トピックをそれぞれ300個用意し、*ロッテリーできるようにしてから、同じトリガーで表示できるようにします。たとえば、「TOPICS 015(15番目のお題)」を選ぶと、狼側と市民側の「TOPICS 015」が表示されるようにします。通常は、両方のトピックを親の表示を非表示にすることで伏せておきます。

*ロッテリーできるようにして

❷ 今回のワードウルフでは、狼と市民のトピックをランダムに選びたいと考えています。例えば、4つのカップがあった場合、狼のトピックがランダムなカップに選ばれるようにしておきます。このカップには、トピックカードの親オブジェクトを表示・非表示にするボタンをつけておきます。(後で説明します。)

❸ 狼側のトピックを表示する流れは以下の通りです。

まず、人数分のカップを表示するボタンを選ぶと、UIキャンバス内で以下のようにトピックが設定されます。

(人数が選ばれた)

  • 親オブジェクト

    • 狼トピックの親(非表示)

      • 300個のトピック(一枚だけ表示)

    • 市民トピックの親(非表示)

      • 300個のトピック(一枚だけ表示)

この状態で、ランダムに選ばれたカップにより、特定のトピックが表示されるようになります。狼側のトピックが選ばれた場合は以下のようになります。

(狼カップがクリックされた)

  • 親オブジェクト

    • 狼トピックの親(表示)

      • 300個のトピック(一枚だけ表示)

    • 市民トピックの親(非表示)

      • 300個のトピック(一枚だけ表示)

市民側が選ばれた場合は、逆の設定になります。

(市民カップがクリックされた)

  • 親オブジェクト

    • 狼トピックの親(非表示)

      • 300個のトピック(一枚だけ表示)

    • 市民トピックの親(表示)

      • 300個のトピック(一枚だけ表示)

このようにして、お題決定→カップをクリックして見せたい役職だけ表示と言うふうにして、トピックをランダムに表示できるようにしています。

狼と市民が入れ替わる仕組み


お題をランダムに表示する仕組み。
そのお題を狼側か市民側で表示非表示にする仕組み→カップをクリックすることでトピックの親がオンオフになるようスイッチ式で管理。

狼と市民が入れ替わる仕組みですが、これは

(狼),(市民),(市民),(市民)
(市民),(狼),(市民),(市民)
(市民),(市民),(狼),(市民)
(市民),(市民),(市民),(狼)

の基本のオンオフスイッチつきカップのセットとは別に

(市民),(狼),(狼),(狼)
(狼),(市民),(狼),(狼)
(狼),(狼),(市民),(狼)
(狼),(狼),(狼),(市民)

のカップをさらに用意して、入れ替わるようにしています。

実際の実装では、トピックがもう一つ追加されており、その中から2つのトピックが選ばれる仕組みになっているため、カップの数は倍以上に増えています。
1800ほどの組み合わせがあるので、滅多なことではお題が被ることはないと思います。

実際に遊びに行ってみて、900お題で遊べるワードウルフを楽しんでください。


↓ワードウルフはUnity cluster向けアセットとしてこちらのサイトで無料で配布しているので、いじってみてね。


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