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良いシゴトができた気がする日

キラキラが止まらない

今日は娘と、「ミナ ペルホネン/皆川明 つづく」を観に行きました。

360度ぐるっと服が展示されている空間の他に、7つほど展示エリアがあるのですが、テキスタイルデザインや服に興味がある娘はこの場所から離れようとしません。

じっーと眺め、丁寧に写真に収め、さらに眺め、近くから遠くから下から横から眺めること40分。

美術館は1時間おきに人数を制限して入場させているのですが、私たちのクールの人はとっくに去り、次のクールの人たちがやってくるまで眺めていました。

このエリア担当の学芸員さんは、驚いた様子で謎の親子を眺めていました。

私はそのキラキラと夢中になっている娘の様子を微笑ましく思いました。

思い切って誘って良かった。

テキスタイルデザインと形にする面白さ

一口にテキスタイルデザインといっても、様々な表現技法がありました。

イラストもあれば、折り紙やテープ、毛糸や粘土やスタンプ。

それをプリントにするのか、織りにするのか、刺繍にするのか。

大きくするのか、小さくするのか。

とにかく無数に選択肢がある中で形にしていく。

さらに、できた生地のどこをどう切り取って、何に仕立てていくのかも、無数に選択肢がある。

全く知識はありませんが、デザイナーや職人が織り成す世界を想像して、ワクワクします。

日常から日常へ

普段デザイナーがデザインのヒントにしている幾つかのアイテムも展示されていました。

展示されているのは、ものすごーく一部で、きっともっとさまざまな日常にあるものからインスピレーションを得ていると思います。

テキスタイルからも、服からも”日常”を大切にしていることが伝わってきます。

つづくストーリー

終盤の展示スペースには、何年も着続けた服とともに、持ち主のエピソードが書かれていました。

この展示会のタイトルは「つづく」。

生み出して形にして、自分たちのもとを離れた後も、着る人のもとでストーリーが紡がれていく。

これから先もどのように続いていくのか、楽しみです。

正直な話

昨日、たまたまテレビを観て知ったこの展示。

ファッション関係に興味があると言っていた娘に違和感を感じていたときに、これだっ!と思いました。

まずはテキスタイルがあって、服がある。

服飾評論家の方が、和服と同じ発想だと仰っていましたが、そこもマッチしそう。

私の勘が違っていたら、娘は拒否したと思いますが、すんなり一緒に行ってくれて、あんなに夢中になってくれた。

進路にいろいろと口を出すつもりはありません。
ただ、目指すもののヒントやアイデアの種になるものをシェアするくらいは許されると思っています。

距離感が難しいときですが、今日は良いシゴトができた気がして満足です!

そして、私自身も楽しかったー。

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個人的には、このイラストとタイトルがツボでした。
すっかり皆川明さんのファンになりましたよ。

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