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超初心者が絵を描いてみて分かったこと

なぜか分かりませんが、ふと、絵を描きたくなりました。

でも、絵なんて学校の授業や育児中以外、描いたことはなくどうすれば良いのか分からない。

そこで、初心者向けの動画を探してみました。

ひとくちに初心者といっても、何を描きたいのか、どんなものをを描きたいのか、どの程度上達したいのかによって、さまざまなジャンルの動画があり結構迷う・・。

そこで見つけたのがこちら。

「ラクガキ」というキーワードで一気にハードルが下がり、家にあったスケッチブックとシャープペンシルで描いてみることに。

ラクガキのネタがすぐに尽きたので、とりあえず目に入るものを描いてみました。

風になびく洗濯物。

動画で人に見せるのも良いと言われていたので、勇気を出してアップします。

人を描いてみたいと思い、VOGUE JAPANに載っているモデルさんを見ながら描いてみました。

見たまま描くだけでもかなり難しいですね。

特に難しかったのが手でした。手だけのレッスン動画があり、不思議に思っていましたが納得です。

それからずっと、帰宅した娘がおやつを食べている姿や、観ていたドラマのちょっとしたワンシーン(会議風景や正座でしびれている人の姿)など、いろいろな姿を描いてみました。

一周?回って満足したのか、再び洗濯物の観察に戻り、斜め下や上からのアングルを描いてみたり。

そこで、いくつかのことに気が付きました。(超初心者の気づきです・・)

①美人はいろいろな要素が重なって美人になっているということ

顔立ちが整っているということも美人の大きな要素だと思いますが、首から肩・腕・手首のライン、指先の形など、多くの要素が美人を成しています。顔は何とか美人風に描けたような気がしたのですが、手首のラインの下手くそさのせいで、美人度が一気に下がったときに気が付きました。

②抽象度の上げ下げが面白い

和菓子修行をしている人を取材したテレビ番組の中でお師匠さんが、「和菓子は自分が見たものを抽象化して表現したもの。色々なものに触れてインスピレーションを貰うと良い。」と仰っていました。描きながら、ふとその言葉を思い出し、自分が見たものを頭の中でアレンジして抽象的に描くことも、じっくり観察して詳細に描くことも、どちらもできると面白いかもしれないと思いました。

③良いところが見えてくる

じっくり観察しているおかげでしょうか。人の話を聴いているとき同様、ブワァと対象者(物)の良いところが、浮き彫りになってきます。アングルを変えて観察することで、また別の良いところが見えてくる。いつまでも観察していたくなるし、それを表現して伝えたくなります。

今日は絵を描くという世界を垣間見ただけですが、普段から絵を描いている人は、こんなにも面白い世界を生きているのかと感動しました。

今日の描きたい衝動は続くか分かりません。ただ、描くことの面白さに触れ、こんな風に描けたら良いなというイメージが湧いたので、ラクガキしながら、学びながら、少しずつ取り組んでいこうと思います。

<Photo by Kelly Sikkema on Unsplash>

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